ヒマワリ |
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【ヒマワリについて】 |
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ヒマワリは、アメリカ中西部原産のキク科ヒマワリ属の春まき一年草です。高性種から矮性種までいろいろな大きさの品種があり、また、無分枝系と分枝系に分かれていて、いろいろな楽しみ方ができます。花も、一重咲きから八重咲きまであり、花色も定番の黄色のほか、白花や赤色に加えより多彩な色合いの品種も販売されています。 ヒマワリと言えば、夏の花の代表のように思います。ただし、タネを播く時期にもよりますが、早くタネを播くと案外早くから咲き始め、夏の盛りには花が終わってしまうことになります。 また、最近は、私の住んでいる町の周辺では、稲の収穫をした後の田に植えたヒマワリが、一面に咲いているのをよく見かけるようになりました。 【栽培メモ】 株が大きいので、狭い庭では持て余してしまいますが、矮性の品種もありますので、個人的には、分枝系で草丈もそれほど高くならない品種をよく栽培しています。 ポットに播いて育てても問題はありませんが、直播したほうが手間がかからないので最近はそうしています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ヒマワリの概要】 |
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草丈 1.5〜2mが一般的と思いますが、高性種は3mにもなると言われています。 1mほどの品種もあり、30〜40pほどの矮性種も出回るようになりました。 花 【主な種類と品種】を参照してください。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は言うまでもなく、また、たいへん丈夫で全国で栽培できます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Helianthus・・・・・ギリシャ語の helios(太陽)+ anthos(花)が語源です。 annuus・・・・・「一年生の」 |
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【主な種類と品種】 |
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たくさんの品種が出ていますが、ほんの一部を紹介します。
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 直まきが手間がかかりません。 ※ 分枝性タイプの品種は、摘芯をすると草丈を低く抑えられます。 タネまき 移植を好みませんので、箱まきは避けるようにします。タネが大きいので4月中旬〜5月上旬に直まきをした方が手間がかかりませんが、ポリポットに播いてもかまいません。 直まきの場合は、前もって腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり5〜6Lほど入れて庭土とよく混ぜておきます。 一箇所に2〜3粒ほど撒き、その後は、水やりを十分にして庭土が乾燥しないように注意します。本葉が3〜4枚になるころに、最も生育のよい苗を残して、他の苗は間引きします。 ポットに播く場合も、2粒ずつ播きます。いずれも、覆土は1cmほどします。 温暖地の場合、遅くまくと病害虫の発生が多くなりますし、台風で倒伏する恐れもありますので、遅くならないよう適期に播いた方がよい花が見られます。 植え付け ポットに播いた場合は、発芽後1本に間引きし、本葉が5〜6枚のころまでに定植します。 ヒマワリは成長が早いので、定植時期が遅れないようにします。 植えつける際、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり5〜6Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。 株間 大輪高性種は40〜50pほどに、また中性種は30pほどの間隔とします。 植え場所 腐植質に富んだところが適しますが、あまり乾燥しないところで日当がよければ十分に育ちます。 日常の管理 分枝性タイプの品種は、摘芯をすると草丈を低く抑えられます。また、花茎が比較的揃って伸びるので、花の咲きはじめからたくさん咲いて、にぎやかになります。 摘芯をしない場合、最初に咲く花が終わったら早めに切り取っておきます。 茶色に枯れてきた葉は、早めに取り除きいておきます。 高性種は、背丈が高くなると強風が吹いたりして倒れやすくなりますので、必要なら支柱をしてやります。 肥料 肥料分が多すぎると、徒長して倒れやすくなるため、元肥は控えめにします。 生育状況を見て、必要なら化成肥料を株元に施します。 病気・害虫 ネキリムシの被害を受けることがあります。また、ヨトウムシに葉を食べられることがあります。 その他、長雨のときにベト病が発生することがあります。 |
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