ヒューケレラ

ヒューケレラの花
写真 'ブリジットブルーム'
撮影時期 2012.4.17
栽培状況 鉢植え

科名

ユキノシタ科

属名

ヒューケレラ属

学名

× Heucherella

園芸分類

宿根草

別名

(特にありません)

原産地

(園芸交雑種)

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜5月

【ヒューケレラについて】

ヒューケレラは、ヒューケラHeuchera)とティアレアTiarella)との交配により生まれたハイブリッドです。

花や葉は二つの属の中間的な形質で、花も捨てがたいですが、どちらかというと花よりも葉の変化に特徴があるように思われます。

【栽培メモ】

夏の高温多湿が苦手ですが、鉢植えで育てていますので、なんとか夏の暑さを乗り切っています。耐暑性は、ティアレアと同程度ではないでしょうか。

【育て方は下へ ↓ 】

【ヒューケレラの概要】

草丈

20〜40pほどになります。

穂状の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 比較的強い

耐寒性は強いですが、夏の高温多湿を嫌います。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

× Heucherella

学名の説明

Heucherella・・・・・ヒューケラ(Heuchera)とティアレア(Tiarella)を合成したものです。

【主な種類と品種】

‘ブリジットブルーム’

ピンクの小さな花が賑やかに咲きます。葉には茶褐色の斑が入ります。

‘ストップライト’

斑がとてもきれいな品種です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 夏場は、鉢やプランターを半日陰に置きます。温暖地の場合は、真夏は明るい日陰に置いた方が安全です

植え付け

春又は秋に植え付けます。庭植えもできますが、関東以西の温暖地の場合は、季節によって栽培環境が変えられる鉢やプランターで育てる方が無難です。

また、小型の宿根草ですので、その点からも鉢やプランターで育てるのに向いています。

庭に植えるときは、直径と深さが20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライトを6:3:1程度に混ぜたものなどが1例です。

ヒューケレラの花

植え場所・置き場所

耐陰性が強いので、半日陰地や日陰地に適しています。

耐暑性がそれほど強くないので、温暖地の場合は、庭植えにするなら、夏は日陰になる落葉樹の下などが適しています。

鉢やプランターも半日陰に置きます。温暖地の場合は、真夏は明るい日陰、若しくは午前中少し日の当たるようなところに置いた方が安全です。

株間

15〜20p程度にします。

植え替え

庭に植えた場合は、3〜4年は植えっぱなしにできますが、株が混みあってきたら、春先の芽が動き出す前に、株分けを兼ねて植え替えます。温暖地では、秋でも差し支えありません。

鉢やプランターに植えた場合は、2年に1回、同じ時期に植え替えます。ただし、鉢で1年育てると、どうしても水はけが悪くなりますので、毎年植え替えた方が調子がよいです。

日常の管理

やや湿り気味の環境を好みますので、鉢やプランターに植えた場合は、夏場の水切れに注意します。

冬の管理

耐寒性がありますので、戸外で冬を越します。温暖地の場合は、冬も葉が残りますので、春になって新しい葉が伸びてきたら、古い葉を取り除いておきます。

鉢やプランターに植えた場合は、水やりは減らしますが、乾燥させすぎてはいけません。

肥料

庭に植えたときは、春先に緩効性の肥料を少量与える程度で、多肥にする必要はありません。

鉢やプランターは、植え付け及び植え替え時に、緩効性の肥料を少な目に与えます。後は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥するか、もしくは、月に2回ほど液肥を与えます。

病気・害虫

特にはありません。

ページのトップに戻ります。このページのトップへ
一覧へ戻ります。一覧に戻ります。