バーベナ・リギダ |
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【バーベナ・リギダについて】 |
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バーベナ・リギダは、ブラジルやアルゼンチンに分布する原種系のバーベナです。宿根性で、一年草タイプのバーベナほどの派手さはありませんが、花期が長く、丈夫で育てやすいと言えます。 宿根性のバーベナの中では、三尺バーベナがよく栽培されていますが、このバーベナ・リギダも丈夫で、耐暑性も強いのでよく栽培されています。苗だけでなく、タネも販売されていますので、タネから育てることもできます。 ところで、宿根バーベナという呼び方は、どの種類を指すのか明確ではないようですが、本種やバーベナ・テネラのほか、原種系の種類の中に宿根バーベナとして流通しているものがあります。 【栽培メモ】 タネを播いて庭植えにしてみましたが、ウドンコ病も発生せずスムーズに育ってくれました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【バーベナ・リギダの概要】 |
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草丈 40cmほどです。 花 紫や淡いピンクの花が集まって咲きます。 耐寒性・耐暑性
比較的耐寒性、耐暑性があり丈夫です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Verbena・・・・・植物の古いラテン名に由来するとされています。 rigida・・・・・「硬直な」、「強直な」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花が終わったら切り戻しをしておきます。 タネまき タネから育てる場合、3月下旬〜4月に播きます。温暖地では秋播きもできます。箱播きにして、ごく薄く覆土をします。 発芽まで数週間かかることもありますので、乾かさないように注意し、発芽後、本葉が3〜4枚になったらポリポットに植え替えて苗を育てます。 植え付け タネを播いて苗を育てた場合は、本葉が5〜6枚になり、ポットに根が回ったら庭やプランターなどに定植します。 庭に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lと化成肥料を50gほど撒いて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 春に、園芸店やホームセンターなどにポット苗が出ていますので、これを買って植え付ければ簡単です。種苗会社のカタログにも出ていることがあります。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 20〜25pほどとします。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きますが、夏場は半日陰に置いて鉢が乾きすぎるのを防ぎます。 植え替え 庭に植えた場合は3〜4年ほどは植えっぱなしにできます、株が混みあってきたら、株分けを兼ねて植え替えます。 鉢やプランターに植えた場合は、2年に1回を目安に植え替えをします。 日常の管理 花が終わったら切り戻しをしておきます。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら午前中に水やりをします。 ふやし方 植え替えの時に、株分けをして増やすことができます。 肥料 庭に植えた場合は、植えつけ時に肥料を与えますが、後は、それほど肥料を与えなくてもよく育ちます。 鉢やプランターに植えた場合は、夏場を除き月に2回程度液肥を与えるか2ヶ月に1回程度緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 バーベナの大敵であるウドンコ病に強く丈夫です。 |
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