ハナアオイ |
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【ハナアオイについて】 |
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ハナアオイは、南ヨーロッパ、地中海沿岸地方原産のハナアオイ属の秋(春)播き一年草です。アオイ科特有のフヨウやムクゲに似た花が一面に咲きますので、なかなか魅力のある草花です。タチアオイと混同されることがありますが、タチアオイとは別属になります。 寒地では春播き、温暖地では春播き、秋播きのいずれでも栽培できます。もっとも、秋播きの方が株が大きくなり花が一斉に咲くと見事です。ただし、秋まきにして年内に花壇に植える場合は霜除けが必要になります。 【栽培メモ】 秋にポットに直接タネを播いて苗を育て、花壇に定植しました。冬場は農ポリでトンネルをして育てたところ、春になると充実した株になり、とてもよく咲いてくれました。残念ながら耐暑性は弱く、花の咲いた株は宿根することができませんでした。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ハナアオイの概要】 |
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草丈 80cm〜1mほどで、タチアオイよりはずっと低くなります。 花 花径は10pほどで、アオイ科特有の花が咲きます。 花色は、ピンクや白などがあります。 耐寒性・耐暑性
半耐寒性で、霜に当たると枯れることがあります。 耐暑性は弱く、温暖地では夏には枯れてしまいます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:比較的やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Lavatera・・・・・スイス人の J.K.Ravater への献名 trimestris・・・・・「3か月間の」 |
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【主な種類と品種】 |
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以前に、「サカタのタネ」から花色の混合が売られていました。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 霜に当たると傷みますので、冬が来る前に花壇に定植した場合は霜除けをします。 タネまき 発芽適温は20度前後ですので、春播きの場合は4月中に、秋播きの場合は9月中旬〜10月上旬に播きます。育苗箱に播きますが、ポットに直接播いてもかまいません。寒冷地の場合は春まきします。覆土は5mm程度にします。 育苗箱に播いた場合は、発芽後、本葉が3〜4枚のころにポリポットに植え替えて育苗します。 寒くなる前にできるだけ充実した株にする必要がありますので、秋播きの場合は、タネを播く時期が遅くならないようにします。育苗中は、薄めの液肥を週1回程度与えます。 植え付け 株が大きくなりますので、花壇に植えるのが一般的ですが、大型のプランターでも栽培できます。花壇に植え付けるときは、定植する前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておきます。 ポットに根が回ったら花壇やプランターなどに定植しますが、花壇に植え付ける際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。 花壇に植える場合でも、タネを撒く時期が遅くなってりして苗の生育が遅れた場合は、定植後に霜除けをするか、あるいは、3号から4号のポットに植え替えて春までフレームなどで育て、暖かくなってから定植するようにします。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 株が大きくなりますので、40pほどにします。春まきの場合は30pほどにします。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 プランターなどに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 花が次々と咲いてきますので、終わった花をこまめに取り除いてやると見た目がきれいですし、長く楽しめます。 冬の管理 霜に当たると傷みますので、秋に定植した場合は霜除けをします。写真の株は、農ポリでトンネルをしましたが、今は不織布がありますので、これでトンネルをするとよいと思われます。 鉢やプランターに植え付けた場合は、霜の当たらないところに置いて育てます。 肥料 花壇に植え付けるときは、化成肥料を1u当たり50gほど施します。年内に定植したときは、暖かくなったら株の周りに化成肥料を撒いて追肥をします。 鉢やプランターに植える場合も、元肥のほかに暖かくなってきたら追肥として1ヶ月に2〜3回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 発芽後の苗がアオムシなどに食べられると、生育が大幅に遅れますので注意します。 ハマキムシを見つけたら、被害が大きくならないうちに駆除します。 |
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