ノラナ |
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【ノラナについて】 |
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ノラナは、ノラナ科ノラナ属の多年草です。和名をハイナスといいますが、ナス科の花に似た青紫系の花が咲きます。この属の中でよく栽培されているのは、チリ原産のパラドクサ(N. paradoxa)で、チリのベルフラワーとも呼ばれます。 以前は種苗会社のカタログに時々苗やタネが載っていましたが、最近は、さっぱり見かけなくなってしまいました。 【栽培メモ】 暑さ、寒さにあまり強くありませんが、上の写真は、「サカタのタネ」で購入して2年目になったときに写したものです。摘芯をせず放任したので、間延びした株になってしまいました。 タネから播いた場合、通常の春まきにしたところ、下の写真のように、花は咲いたものの貧弱な株となり、よい結果が得られませんでした。 次は、秋まきにしてビニールハウスに入れて育ててみたいと思っていますが、残念ながらタネが入手できません。また、苗も見かけなくなりました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ノラナの概要】 |
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草丈 20〜30pほどです。 花 花径3〜5pで、青紫系の一重の花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はあまり強くありません。また、夏の高温多湿を嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 苗から1年だけ育てる場合:比較的やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:かなり難しい ※ タネから育てる場合:やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Nolana・・・・・ラテン語の nola(小さな鐘)が語源です。 paradoxa・・・・・「逆説的な」、「正常からかけ離れた」 | ||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
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以前の「サカタのタネ」のカタログに 'ブルーアイズ' という品種の苗が出ていました。他に 'ブルーバード' という品種もあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 摘芯を繰り返して、枝数を増やすと花がたくさん咲いて見映えがします。 植え付け ノラナは高温多湿に弱いので、温暖地では、一般的な3月下旬〜4月に播くと十分に育たないうちに高温多湿の時期を迎え、結果がよくありません。2月下旬〜3月初めに播いて、フレームなどで育てます。寒地の場合は、3月下旬〜4月に播きます。 育苗箱やセルトレイにまき、覆土は2〜3mmとします。本葉が2〜3枚のころポットや小鉢に植え替え、本葉が4〜5枚のころに定植します。苗が大きくなってからの定植は、根が傷みますので遅れないようにします。 春に苗を購入したときは、根鉢を崩さないように植え付けます。 植え場所・置き場所 一年草として扱うなら、日当たりと水はけのよいところに植えつけます。 多年草として栽培するなら、高温多湿を嫌いますので、温暖地の場合は鉢植えにして、梅雨の雨を避け、夏は風通しのよい涼しいところで育てる方が無難です。 株間 25〜30pとやや広く取ります。 日常の管理 摘芯を繰り返して、枝数を増やすと花がたくさん咲いて見映えがします。繁殖は、挿し芽ができます。 冬の管理 耐寒性が弱いので、室内若しくは霜の当たらない軒下で管理します。 肥料 生育期間中に液肥を2週間に1回程度与えるか、緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 特にないようです。 |
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