ニワウメ(庭梅) |
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【ニワウメについて】 |
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ニワウメは、中国原産のバラ科ニワザクラ属の落葉低木で、古い時代に中国から日本に伝わっています。ウメという名前が付いていますが、ウメとは別属です。花後に赤い実がつきますが、小さいものの同属のユスラウメと同様、生食ができます。 あまりスペースを取らず、耐寒性、耐暑性ともに強く育てやすい花木です。よく似た花にニワザクラがありますが、ニワザクラは、一般に植えられているのは八重咲きです。 【栽培メモ】 庭植えにしていますが、樹形を乱している枝を剪定する程度で、手間は可かかりません。この木に薄紅色の花が咲きだすと、いよいよ春が来たという感じを与えてくれます。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ニワウメの概要】 |
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樹高 落葉低木で、高さは1m〜1.5mぐらいになります。株はそれほど大きくならないので、剪定をすることで狭いところでも栽培が可能です。 花 春になって、温暖地では3月下旬に葉が開くよりも早く、薄紅色の5弁の花が咲き出します。 小さな花を小枝一杯につけるので、きれいです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性とも強いです。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Microcerasus・・・・・ギリシャ語の micro(小さい)+ cerasus(さくら)が語源です。 japonica・・・・・「日本の」 |
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【主な種類と品種】 |
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一重で薄紅色の種類しかないようです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 通常の剪定は、落葉後に行います。 植え付け 植え付けの時期は、11〜12月又は2〜3月ごろに行います。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土もしくはバーク堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植え付けます。植え付けた後は、支柱を立て、風で木がぐらつかないようにします。 鉢で育てる場合は、購入した鉢より一回りか二回り大きい鉢に植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土もしくはバーク堆肥を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。 植え替え 鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きい鉢に植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。 剪定 通常の剪定は、落葉後に伸びすぎて特に目障りな枝や混みあった枝を切り詰める程度にします。 大きくなりすぎて全体を思い切って切り詰めるような強剪定は、花後に行います。夏には花芽ができてきますので、冬に強剪定をすると、せっかくできた花芽を切り取ることになります。 木の周囲に、地下茎から枝が出ることがありますが、放置しておくと雑然としてきますので不要な枝は切り取っておきます。 肥料 庭植えの場合は、それほど多肥にする必要はありませんが、与えるなら2月ごろに寒肥を施します。 鉢植えの場合は、3月と9月ごろに緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 アブラムシが付くことがあります。 |
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