ニチニチソウ(日々草) |
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【ニチニチソウについて】 |
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ニチニチソウ(日々草)は、キョウチクトウ科ニチニチソウ属の春まき一年草です。もともとは宿根草ですが、寒さに弱いので春まき一年草として扱われます。マダガスカルを中心とする熱帯、亜熱帯が原産ですので、夏の暑さに負けず、長い間咲き続けるので、夏花壇やプランターによく植栽されます。 江戸時代に日本に入って来ていますが、夏に毎日咲き続けることからニチニチソウと名づけられたと言われています。ビンカという別名は、以前、本種がこの属に分類されていたことによるものです。 ニチニチソウの特徴としては、過湿にすると根腐れしやすいので、その点が栽培のポイントになります。 【栽培メモ】 花壇に植えて、さあこれから花が咲くというときに、梅雨時の長雨で花壇に植えた株が次々と枯れてしまったことがあります。ですので、花壇に植える場合は、少し高畝にして水はけをよくすることが肝要だと思われます。 一方、プランターに植えたときに、乾燥させすぎて、そのまま枯れてしまったことがあります。過湿も避けなければなりませんが、乾燥させすぎないように注意する必要もあります。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ニチニチソウの概要】 |
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草丈 25〜30p程度です。 花 花径は3〜5p程度です。花色は、白、白に赤目、桃、濃桃、赤などの色があります。 ニチニチソウと言っても、花は一日でなく2〜3日咲いています。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いですが、耐寒性がないため冬を越すことができません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:比較的やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Catharanthus・・・・・ギリシャ語の phrase(まじり気のない)+ anthos(花)が語源です。 roseus・・・・・「バラ色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢植え、庭植えとも過湿にならないようにすることが大切です。 タネまき 発芽適温が20〜25度と高いので、4月下旬〜5月中旬頃が適期です。直根性で移植を嫌いますのでポリポットもしくはセルトレイに2〜3粒播きます。嫌光性種子ですので覆土は5ミリ程度にします。 発芽後、徐々に間引いて、丈夫な苗を1本残すようにします。育苗中も、多湿にならないよう注意します。 植え付け 花壇に定植するときは、植え付け前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて、耕しておきます。 本葉が5〜6枚になった頃が定植の適期です。直根性で苗が大きくなってからの移植を嫌いますので、遅れないようにします。 花壇に植えるときは、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。その際、少し高畝にして植え付けると根腐れをかなり防ぐことができます。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使うようにします。市販の培養土に軽石砂やパーライトを2割ほど入れたもの、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものに軽石砂やパーライトを2割ほど加えたものなどが一例です。 株間 20〜25p程度とします。 植え場所・置き場所 高温には強いのですが多湿を非常に嫌いますので、日当たりと水はけのよいところに植えつけます。 水はけのあまりよくない花壇に定植すると、梅雨時に立ち枯れする株が多く出ます。ですから、花壇に定植するときは、高畝にして水はけをよくするか、少し遅くタネをまき、梅雨明けを待ってから定植する方法もあります。 鉢やプランターに植える場合も日当たりのよいところで育てます。梅雨時など長雨が続きそうなときは、雨のかからない軒下などに移すようにします。 日常の管理 本葉が6〜8枚になった頃に摘芯をすると、側枝が出て草姿が整い、花もたくさん咲いてくれます。 鉢やプランターに植えた場合は、過湿にならないよう鉢土の表面がよく乾いてから水やりをします。一方、乾燥させすぎてしまうと回復力が弱く、そのまま枯れてしまうことがありますので注意します。 花がらをそのままにしておくと、葉にくっついて病気発生の原因になりますので、こまめに取り除くようにします。 肥料 花壇に植える場合は、元肥として化成肥料を1u当たり50gほど入れて、腐葉土(又はバーク堆肥)と一緒に庭土とよく混ぜてから植え付けます。追肥として月に1回程度、化成肥料を与えます。 鉢やプランターに植える場合は、元肥のほかに追肥として月に2〜3回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 多湿で雨が続いたときなどに、立ち枯れしたり、灰色かび病が発生することがあります。 害虫では、アブラムシのほかがつくことがあります。この他、アオムシに花を食べられることがあります。 |
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