トリトニア |
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【トリトニアについて】 |
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トリトニアは、南アフリカ原産のアヤメ科の秋植え球根です。カタログで見かけることがやや少なく、バビアナ、スパラキシス、イキシアなどと比較すると、それほど栽培される機会はないようです。 主に栽培されているのは、クロカタ種(T. crocata)で、その他にはヒアリーナ種(T. hyalina)があるようですが、種苗会社のカタログなどでは、単にトリトニアとして出ています。 半耐寒性で霜に当てると傷みますので、もっぱら鉢やプランターでの栽培となりますが、寒さに気をつければ栽培は容易です。 【栽培メモ】 鉢植えにして、冬は霜の当たらない軒下に置いて栽培していましたが、寒さに傷むことはなく、4月になってよく咲いてくれました。 |
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【トリトニアの概要】 |
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草丈 20〜30pほどです。 花 花径3〜4pで、花色は橙色が一般的ですが、黄、白、ピンクなどの花もあります。 耐寒性・耐暑性
半耐寒性で、寒さにはあまり強くありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Tritonia spp. 学名の説明 Tritonia・・・・・ triton(風見鶏)が語源です。 crocata・・・・・「サフラン色の」、「サフランのような」 laxifolia・・・・・「まばらな葉の」 pallida・・・・・「蒼白色の」 lineata・・・・・「線の」、「直線の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 ※ 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。 植え付け 10月中旬〜11月上旬が植え付の適期です。温暖地では霜除けすれば庭植えできますが、それ以外は鉢やプランターでの栽培になります。 花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を撒いて耕しておきます。植え付けの際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて、庭土とをよく混ぜてから植え付けます。 鉢植えの用土 鉢やプランターに植える場合は、市販の球根用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え付けの深さ 球根の上に3cmほど土が被る程度の深さに植え付けます。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。 株間 庭植えは5〜10cmほどにします。鉢植えの場合は5号鉢に5〜6球程度が目安です。 植え替え 花壇に植えた場合は、数年は植えっぱなしにできますので、株が混みあってきたら植え替えます。 鉢やプランターに植えた場合は、毎年掘り上げて植え替えます。 日常の管理 花の終わった花茎をそのままにしておくと、新しい球根の肥大が悪くなりますので早めに切り取ります。 冬の管理 寒さには強くないので、鉢やプランターに植えた場合は、軒下もしくは室内で管理します。 無霜地帯は別ですが。霜の降りる地域は、温暖地でも庭植えにした場合は霜除けが必要です。 休眠期の管理 掘り上げる場合は、6月頃に葉が黄変してきたときに行います。 掘り上げた球根は、水洗いして日陰で乾燥させます。 球根が乾いたら、分球しているものは球根を分けてネットの袋などに入れて、植えつけ時まで保管しておきます。 保管場所は、雨の当たらない日陰の風通しのよいところにします。 鉢やプランターに植えた場合は、掘り上げずに鉢ごと乾燥させて保管してもかまいません。 肥料 花壇に植える場合は、緩効性の化成肥料を庭土に混ぜて植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合は後は、元肥に加えて、秋と春に緩効性の固形肥料を置肥するか、液肥を2週間に1回程度与えます。 病気・害虫 特にはありません。 |
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