ツリージャーマンダー

ツリージャーマンダーの花
写真 ツリージャーマンダー
撮影時期 2024.4.28
栽培状況 鉢植え

科名

シソ科

属名

ニガクサ属

学名

Teucrium fluticans

園芸分類

常緑低木

別名

(特にありません)

原産地

南ヨーロッパ

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜5月

【ツリージャーマンダーについて】

ツリージャーマンダーは南ヨーロッパ原産のシソ科ニガグサ属の常緑低木で、この属には、日本にもニガクサ(Teucrium japonicum)が自生していますが、園芸としてはテウクリウム・ヒルカニカムT. hircanicum)も栽培されています。

このツリージャーマンダーはシルバーリーフで、薄いブルーの花も魅力です。

【栽培メモ】

鉢植えで育てていますが、枝の伸びがよく剪定にも耐えています。

【育て方は下へ ↓ 】

【ツリージャーマンダーの概要】

樹高

放任すると2mほどになるようですが、剪定をしながら育てると50pほどに収まりそうです。

少し変わった形の花弁で、薄いブルーの花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 比較的強い

耐寒性は−5度と言われています。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Teucrium・・・・・ギリシャの植物名に由来します。

fruticans・・・・・ 「低木の」、「低木状の」

【主な種類と品種】

この属では、テウクリウム・ヒルカニカムT. hircanicum)も栽培されています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 摘芯をして枝数を増やすようにします。

植え付け

植え付けは春でも秋でもかまいませんが、寒さの厳しいところは春植えが適しています。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、もしくは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

ツリージャーマンダーの花

植え場所・置き場所

日当たりのよいところを好みますが、夏場の高温多湿を嫌いますので、庭植えの場合は午後は日陰になるか、落葉樹の下など半日陰になるところが適しています。

鉢植えは、秋から春は日当たりのよいところに置きます。

日常の管理

それほど分枝をしないので、摘芯をして枝数を増やすようにします。

夏の管理

鉢植えの場合は、夏は半日陰の涼しいところで育てます。

冬の管理

比較的耐寒性はありますが、霜の当たらない軒下に置きます。寒さの厳しいときは室内に取りこんだ方が無難です。

ふやし方

挿木で増やすことができます。

肥料

鉢植えの場合は、春と秋に2週間に1回程度液肥を与えるか、緩効性の化成肥料を置肥します。

病気・害虫

それほど被害を与えるものはありません。

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