ツルバキア |
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【ツルバキアについて】 |
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ツルバキアは南アフリカ原産のネギ科の春植え球根です。丈夫で、温暖地では、庭植えで何年も植えっぱなしにできますので、宿根草に近い扱いで育てることができます。 それほど派手な感じの花ではあリませんが、まとまって花が咲くとなかなか美しいものです。 ツルバキアの中では、フラグランスとビオラセアがもっぱら栽培されていますが、よく見かけるのはビオラセアの方です。 【栽培メモ】 フラグランスとビオラセアを庭に植えていますが、植えっぱなしにできて手間がかかりません。 双方を比較すると、ビオラセアの方が花が咲きやすいようです。フラグランスは、植えて何年もち経ってから、やっと、まとまって咲きました。栽培環境の違いによるのかもしれません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ツルバキアの概要】 |
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草丈 40pほどになります。 花 あまり派手ではありませんが、ビオラセアは、花の少ない夏に咲きます。 花弁は6弁で、細い茎の先に15〜20輪の小さな花を咲かせます。 また、フラグランスは11月頃から咲き始めて5月頃まで咲きます。 耐寒性・耐暑性
比較的耐寒性があり、温暖地では庭植えで冬を越しますが、寒地では鉢植えにするか霜よけをする必要があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Tulbaghia・・・・・18世紀の南アフリカ喜望峰のオランダ人提督 R.Tulbagh への献名 violacea・・・・・「すみれ色の」 fragrans・・・・・「香りのよい」、「よい香りのする」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ ビオラセア、フラグランスとも植えっぱなしでよく育ちます。 植え付け ビオラセア、フラグランスとも4月ごろに植え付けます。関東以西の温暖地であれば9月中旬〜10月中ごろに植えつけても差し支えありません。どちらも比較的耐寒性がありますので、温暖地では、庭植えができます。 庭に植えるときは、植えつけ前に苦土石灰を撒いて耕しておきます。1週間ほどして、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)と化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え付けの深さ 球根の下から半分程度が埋まる程度の浅植えにします。 鉢植えの用土 鉢やプランターに植える場合は、市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。 株間 庭植えの場合は、植えっぱなしにすると株がだんだん大きくなりますので20pほどにします。 鉢植えは6号鉢に5球程度にします。 植え替え ビオラセア、フラグランスとも植えっぱなしでよく育ちます。どちらも長いこと庭に植えっぱなしにしていましたが、それほど生育が悪くなるということはありませんでした。 とはいえ、あまりに混みあって来たら、4月中旬〜5月又は9月中旬〜10月中旬に株分けを兼ねて植え替えます。 鉢やプランターに植えた場合も、株が混みあってきたら、株分けを兼ねて植え替えます。 日常の管理 花の終わった花茎は、早めに切り取っておきます。 冬の管理 温暖地の場合は、庭に植えたものも霜除けなどをしなくても冬を越します。 鉢やプランターは、霜の当たらない軒下に移したほうが安全です。水やりは少な目にします。 ふやし方 植え替えの時に株分けをしてふやすことができます。 掘り上げたら、株分けして、間をおかずに別の場所に植えつけます。株分けする際は、あまり細かく分けずに、少なくても3〜4芽ごとに分けます。 肥料 庭に植えた場合は、春と秋に緩効性の化成肥料を与えます。 鉢やプランターに植えた場合は、元肥のほかに5〜10月ごろまで定期的に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 特にないようです。 |
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