ツンベルギア・エレクタ |
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【ツンベルギア・エレクタについて】 |
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ツンベルギア・エレクタは、熱帯西アフリカ原産のキツネノマゴ科ヤハズカズラ属の低木です。花付きもよく、次々と紫色の美しい花が咲きます。残念ながら耐寒性がありませんので、通常は、鉢植えでの栽培になります。鉢植えでも、上の写真のようによく咲いてくれます。 ツンベルギア・フォーゲリアナは、本種とよく似ていて見分けが容易ではなく、混同されてる場合があります。下の写真がそのはずですが、花つきがあまりよくありませんでした。 ヤハズカズラ属では、ツル性のヤハズカズラやベンガルヤハズカズラもよく栽培されますが、この二つはつる性なので、アンドン仕立やネットなどに這わせて栽培しますが、エレクタは普通の低木で、そうしたものは必要としません。 【栽培メモ】 寒さに弱いことを除けば、丈夫で生育がよく、とても育てやすい花木です。一度、庭植えにして、冬が近づいたときに鉢に取ろうと思いましたが、根が張りすぎて断念したことがあります。 |
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【ツンベルギア・エレクタの概要】 |
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樹高 庭植えにすると1〜1.5mほどになります。鉢植えでも、1mほどにはなります。 花 花径4pほどの紫色の花で、中心部(喉部)は濃黄色、筒の部分は白色で、三色のコントラストが美しい花です。白花もあります。 耐寒性・耐暑性
耐暑性はありますが、耐寒性はありません。最低5度は必要とされています。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Thunbergia erecta 学名の説明 Thunbergia・・・・・スウェーデンの植物学者ツンベルグ(C.P.Thunberg)への献名 erecta・・・・・「直立した」 |
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【主な種類と品種】 |
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ツンベルギア・フォーゲリアナ(T. vogeliana))は、エレクタと花はそっくりで、見分けが難しいですが、一般に流通しているのはエレクタのようです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 冬が近づいたら、切り戻しをして室内に取り込みます。 植え付け 春先に園芸店やホームセンターなどにポット苗が出てきますので、これを買って鉢に植え付けます。ポリポットなど小さい鉢に植えられているときは、とりあえず6号程度の鉢に植え付けます。 耐寒性がないので鉢植えでの栽培になりますが、1年ものと割り切れば庭に植えることもできます。庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土若しくはバーク堆肥を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 置き場所 日当たりのよいところに置いて栽培しますが、夏場は半日陰に置いて、強い西日と鉢が乾きすぎるのを防ぎます。 植え替え 根がよく張りますので、4〜5月頃に毎年植え替えます。植え替えを怠ると木に勢いがなくなり、花もあまり咲かなくなります。 日常の管理 成育期間中の水切れに注意します。 鉢植えの場合、購入した株を5〜6号の鉢に植えたときは、根詰まり気味になってきたら早めに8〜10号程度の鉢に植え替えます。このときは、根鉢はあまり崩さないようにします。 冬の管理 耐寒性がないので、冬が近づいたら、切り戻しをして室内に取り込みます。水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら午前中に水やりをします。 庭に植えた場合も、思い切って切り戻しをして、なんとか鉢に取り込めたら室内もしくは物置などに入れて冬を越すことができます。ただし、乾燥させすぎないように注意します 肥料 植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、生育期間中、月に2〜3回液肥を与えるか、定期的に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 カイガラムシに注意します。 |
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