セイヨウオキナグサ |
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【セイヨウオキナグサについて】 |
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セイヨウオキナグサ(西洋翁草)は、ヨーロッパ原産のキンポウゲ科オキナグサ属の宿根草です。日本にもオキナグサ(Pulsatilla cernua )が自生していますが、園芸種としてはセイヨウオキナグサの方が多く栽培されています。 なお、オキナグサという名前の由来は、花が終わった後の実の白い毛を翁の頭に見立てたものと言われています。 【栽培メモ】 上の写真は、秋に播いて翌々年の春になって花が咲いたものです。夏場は明るい日陰に置いてあったところ夏を越すことができました。 また、春に買った開花株は、夏場、明るい日陰に置いて管理したところ、なんとか夏を越しましたので、そこそこ耐暑性はあるようです。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【セイヨウオキナグサの概要】 |
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草丈 草丈は、20pほどで、あまり大きくはなりません。冬には葉が枯れますが、温暖地では2月頃に新しい葉が展開してきます。 花 花びらのように見えている部分は、「がく」が変化したものです。ガクの色は赤茶、紫、黄色、白などがあり花径は5〜6pほどです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強く、露地で問題なく冬を越します。耐暑性は、やや弱いとはいえ、鉢やプランターに植えて、半日陰の涼しいところに置けば夏を越すことができます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やや難しい ※ 苗から育てる場合:比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Pulsatilla・・・・・pulso(打つ、鳴る)の縮小形 vulgaris・・・・・「普通の」、「通常の」 |
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【主な種類と品種】 |
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園芸店やホームセンターなどで売られている苗の方は、色別で、品種名の付いたものは見かけません。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 夏の高温多湿が苦手ですので、初夏から半日陰に、また、真夏は日陰になるところに置いて育てます。 タネまき タネは、たまに販売されていることがあります。開花株から採ったタネを採り播きすることもできます。タネを採ったら綿毛の部分を取り除いてから播くようにします。 秋にタネを播いて育てると、開花は翌々年の春になります。 育苗箱にバラまきし、薄く覆土します。発芽後、本葉が2〜3枚になったら、生育がゆっくりですので、まずは2号(6p)のポリポットに植え替えます。 2号ポットに根が回ったら、3号ポットに植え替えて苗を育てます。 植え付け やや耐暑性が弱いことから、関東以西の温暖地の場合は、季節によって環境の変えられる鉢やプランターで育てた方がよい結果が得られます。寒冷地などでは庭植えも可能かと思われます。 タネから育てた場合は、本葉が5〜6枚ほどになったら定植します。 春に園芸店やホームセンターなどに開花株が出てきますし、秋に苗が売られていますので、これを買って植えつけると春にはよく咲いてくれます。 園芸店やホームセンターなどで売られている苗はポットに植えられていることが多いですが、この場合は、早めに根鉢を崩さないようにして植え付けます。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。山野草用の培養土もしくは鹿沼土、赤玉土、軽石を4:4:2程度に混ぜた用土などを使います。 置き場所 春と秋は、日当たりのよいところに置きます。 植え替え 鉢植えの場合、1年に1回、秋に植え替えを行います。 日常の管理 過湿を避け、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。 夏の管理 夏の高温多湿が苦手ですので、鉢やプランターで育てる場合は、初夏から半日陰に、また、真夏は日陰になるところに置いて育てます。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越します。鉢植えの場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 ふやし方 タネを播いて育てることができます。また、寒冷地など栽培に適した地域であれば植え替えの時に、株分けをして増やすことができます。 肥料 春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 アブラムシが付くことがあります。 |
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