オキナグサ

【キナグサについて】

オキナグサ（翁草）は、本州から九州の山地に自生するキンポウゲ科オキナグサ属の宿根草です。オキナグサの名前の由来は、花が終わった後の実の白い毛を翁の頭に見立てたものと言われています。

環境庁の『植物版レッドリスト』では【絶滅危惧�U類】にランクされているようですが、環境変化とともに乱獲もその一因のようです。園芸としては、ヨーロッパ原産のセイヨウオキナグサがよく栽培されています。

【栽培メモ】

株を購入したばかりですので、詳細は追って・・・・・

【育て方は下へ ↓ 】

【オキナグサの概要】

草丈

草丈は、３０�pほどです。

花

花びらのように見えている部分は、「がく」が変化したものです。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強く、露地で問題なく冬を越します。耐暑性は、やや弱いとはいえ、鉢やプランターに植えて、半日陰の涼しいところに置けば夏を越すことができます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の４区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

（未確認）

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の４区分)

学名

Pulsatilla cernua

学名の説明

Pulsatilla･････pulso（打つ、鳴る）の縮小形

cernua･････「うなづいた」、「垂下した」

【主な種類と品種】

近縁種に、高山帯に自生するツクモグサ（九十九草　Pulsatilla nipponica）があります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

３月下旬〜４月上旬、もしくは１０月上〜中旬が植え付けの適期です。ポリポットに植えられている苗を入手したときは、早めに根鉢を崩さないようにして植え付けます。

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。山野草用の培養土もしくは赤玉土、鹿沼土、軽石を４：４：２程度に混ぜた用土などを使います。

置き場所

春と秋は、日当たりのよいところに置きます。

植え替え

鉢植えの場合、１〜２年に１回、秋に植え替えを行います。

日常の管理

過湿を避け、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。

夏の管理

鉢やプランターで育てる場合は、初夏から半日陰に、また、真夏は日陰になるところに置いて育てます。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越します。鉢植えの場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。

ふやし方

タネを播いて育てることができます。また、栽培に適した地域であれば秋の植え替えの時に、株分けをして増やすことができます。

肥料

春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

アブラムシが付くことがあります。