スパティフィラム |
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【スパティフィラムについて】 |
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スパティフィラムは、サトイモ科ササウチワ属の多年草で熱帯アメリカとマレーシアなどに36種ほどが自生しています。このうち、園芸植物として一般に栽培されているのは、熱帯アメリカ原産のフロリブンダム(S. floribundum)の園芸品種です。 花はミズバショウに似ていて、純白の花が夏の間よく咲き続けますし、艶のある濃緑の葉とあいまって人気があります。なお、熱帯生まれですが、直射日光を嫌うので、まちがって葉焼けさせないよう注意が必要です。 【栽培メモ】 耐寒性が弱いことから、冬の温度管理が悪ったため冬越しさせることはできませんでした。とはいえ、長い間楽しむことができました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【スパティフィラムの概要】 |
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草丈 30〜50pほどです。 花 花のように見えるのは苞です。清楚な感じで甘い香りがします。 耐寒性・耐暑性
耐寒温度は8度ほどです。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:比較的やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(耐寒性が弱いので)やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Spathiphyllum・・・・・「へら形の葉」、「さじ形の葉」 floribundum・・・・・「花の多い」 |
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【主な種類と品種】 |
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‘メリー’あるいは‘センセーション’という品種が一般的ですが、花はいずれも白です。また、最近、コンパクトな‘ミニメリー’という品種も見かけます。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 根の生育がよいので、できれば毎年植え替えます。 ※ 夏は、明るい日陰に置いて直射光を避けるようにします。 植え付け 園芸店やホームセンターなどで初夏には売られていたように思います。通常は、これを買って育てますが、耐寒性が弱いことから鉢での栽培となります。 購入した株の鉢が小さいときは、根詰まりをしますので大きめの鉢に植え付けます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土などを使います。 置き場所 直射光では日焼けするので、半日陰に置くようにします。ただし、あまり暗いところに置くと花が咲きません。 植え替え 根の生育がよいので、できれば毎年植え替えます。時期は5〜6月頃が適期です。 日常の管理 水分が好きな植物ですから、乾燥させ過ぎないように注意します。特に真夏は乾きが早いので注意します。 白い苞が変色し始めたら基から切り取ります。 夏の管理 明るい日陰に置いて直射光を避けるようにします。 冬の管理 室内の明るい場所に置きます。寒い冬の夜は窓際を避け、室内に簡易温室を置いてその中に入れるなどの対策を取ります。水やりは控え、乾燥気味に管理します。 ふやし方 植え替えのときに、株分けをして増やすことができます。 肥料 生育期間中に緩効性の固形肥料を定期的に置肥するか、液肥を2週間に1回程度与えます。 病気・害虫 カイガラムシが付くことがあります。また、ナメクジには専用の駆除剤を使います。 |
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