スズランエリカ |
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【スズランエリカについて】 |
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スズランエリカは、南アフリカのケープ州原産で、その名前は、白い花の形がスズランに似ているためかと思われます。種小名は「美しい」、「きれいな」という意味ですが、その名のとおり美しく咲きますので、人気のあるエリカです。 他の多くのエリカと同様に高温多湿に弱いので温暖地ではやや育てにくいですが、花つきがすばらしいので園芸店やホームセンターなどで見かけます。 【栽培メモ】 何とか夏を越したものの、株が弱り、購入したときのように花を咲かすことはできませんでした。春先に開花株を買って花を楽しみ、1年物と思って育てるとストレスも少なくなります。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【スズランエリカの概要】 |
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樹高 低木性のエリカで50〜60cm程度になります。 花 白色の小さな花を枝にこぼれそうなくらい一杯につけます。 耐寒性・耐暑性
他の多くのエリカと同様、夏の高温多湿を嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では) かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Erica・・・・・ギリシャ語の ereike(砕く)が由来となったとする説は、エリカが体内の胆石を砕く薬効があると信じられていたからですが、他の説もあります。 formosa・・・・・「美しい」、「きれいな」 |
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【主な種類と品種】 |
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エリカのほかの品種は、こちらをご覧ください。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 過湿を嫌いますが、水切れにも弱いので注意します。 植え付け 年末頃から開花株が園芸店やホームセンターなどに出てきますので、通常はこれを買って育てます。庭植えでは、適した環境を保つのが難しいことから、鉢植えで育てるのが無難です。 小さい鉢に植えられていて根詰まり気味になっていることがありますが、この場合は根鉢を崩さないようにして一回り大きい鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 ツツジ科ということがあるかもしれませんが、弱酸性の用土を好むので、鹿沼土主体の用土が適しています。鹿沼土とピートモスを7対3程度に混ぜた用土などを使います。 置き場所 秋から春は日当たりのよいところに置いて育てます。梅雨時は、雨の当たらないところに置いた方が安全です。 植え替え 植え替えは、花後に行います。また、剪定を行うときは、この時期に行います。 日常の管理 過湿を嫌いますが、水切れにも弱いので注意します。ひどい場合は、元の状態に戻らないことになります。 夏の管理 高温多湿に弱いので、半日陰の風通しのよいところに置きます。西日が当たるようなところは避けるようにします。 冬の管理 耐寒性は比較的ありますが、霜の当たらない軒下などに移します。水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 寒い時期に買った開花株は、外に出すと寒さで花が傷みますので、室内に置いて育てます。 肥料 肥料を与えすぎると花付きが悪くなります。春と秋に、月に2回程度液肥を与える程度にします。 病気・害虫 特にはないようですが、温暖地の場合、夏の高温多湿で枯れてしまうことがよくあります。 |
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