シラユキゲシ |
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【シラユキゲシについて】 |
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シラユキゲシは、中国東部の湿った森林地帯などに自生するケシ科の宿根草で、清楚な一重の白花が咲きます。名前からすると、ひ弱なイメージがしないでもないですが、夏の暑さにも比較的強く、丈夫です。また、半日陰で湿った場所を好みますので、そうした場所で利用価値があります。 特徴としては、ひとところで育てるということができず、地下茎がよく伸びて、あちこちに芽を出しますので、そのことを考慮して育てる必要があります。 【栽培メモ】 温暖地はシラユキゲシの栽培環境にあまり適していないようで、増えすぎて困るというほどにはなりませんでした。もっとも、栽培はそれほど難しくはなく、思わぬところに芽を出してくれたりしました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【シラユキゲシの概要】 |
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草丈 20〜30pほどです。 花 花径4pほどの白い一重の花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強く、また、耐暑性もかなりあります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Eomecon・・・・・ギリシャ語の eos(東)+ mekon(ケシ)が語源です。 chionantha・・・・・ギリシャ語の chion(雪)+ anthos(花)が語源です。 |
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【主な種類と品種】 |
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特にはありません。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 日当たりのよい場所は避け、半日陰になるようなところで育てます。 植え付け コンパクトな株立ちですので、庭植えはもちろん、鉢やプランターに植えて育てるのにも向いています。むしろ、庭植えにするとあちこちに顔を出すので、プランターに植えた方が後々の管理が楽かもしれません。 庭に植えるときは、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植わっている鉢が小さいときは、そのままでは根詰まりをしますので、鉢やプランターで育てる場合は、一回り又は二回り大きい鉢かプランターに植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 半日陰のやや湿ったところに自生していますので、庭に植える場合は落葉樹の下などが適しています。鉢やプランターで育てる場合も、半日陰に置いて育てます。 植え替え 根がよく伸びますので、鉢植えの場合は、毎年、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、株分けをして植え替えます。 日常の管理 地下茎がよく伸びて広がりますので、増えすぎたときは適宜取り除きます。ただし、温暖地では、増えすぎるということはなさそうです。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら暖かい日の午前中に軽く水やりをします。 ふやし方 地下茎が伸びて繁殖します。 肥料 庭植えの場合、やせ地でない限りそれほど必要としません。鉢植えの場合は、植え付け時に緩効性肥料を与えるとともに、生育期間中、時々液肥を与えます。 病気・害虫 特にありません。 |
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