宿根スターチス |
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【宿根スターチスについて】 |
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宿根スターチスは、イソマツ科イソマツ属の宿根草で、一年草のスターチスと比較すると耐寒性、耐暑性があり温暖地でも宿根します。また、花もちがよいので、切花としてよく利用されます。 株はロゼット状で、カスミソウのような咲き方をしますので、一年草のスターチスとはずいぶんと印象が異なります。 よく栽培されるのは、ラティフォリウム(L. latifolium)やベリディフォリウム(L. bellidifolium)、それにこれらの交雑種です。 【栽培メモ】 ラティフォリウムのタネを秋に播いて栽培したところ、翌年は初夏に1株だけ咲きましたが、他の株は翌々年の開花になりました。 このラティフォリウムは、暑さ寒さに強く、庭植えとプランターに植えた株の両方ともよく咲いています。また、宿根草としての寿命も長く、庭に植えてから4〜5経ちますが株が衰えることはありません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【宿根スターチスの概要】 |
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草丈 40〜50cmほどになります。 花 花茎が密に分枝して小さな花がたくさん咲きます。 花茎が伸び始めて、花が色づいて見ごろになるまで長い間かかります。 耐寒性・耐暑性
一年草のスターチスと比較すると耐寒性、耐暑性があり宿根します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やや難しい ※ 苗から育てる場合:(ラティフォリウムは)やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Limonium・・・・・・ギリシャ語の leimon(草原)に由来します。 latifolium・・・・・「広い葉の」 bellidifolium・・・・・「デージーのような葉を持つ」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ タネから育てる場合は、生育がゆっくりですので、気長に付き合う必要があります。 タネ播き 発芽適温が15〜20度ですので、春播きは3月下旬〜4月、秋播きは9月下旬〜10月上旬に播きます。箱播きにし、覆土は2mmほどにします。 本葉が2〜3枚のころにポットや小鉢に植え替えて苗を育てますが、成育はゆっくりですので、小さめの2号(6cm)若しくは2.5号(7.5cm)のポリポットを使います。ポットの底に根が回ったら、一回り大きいポットに植え替えます。 植え付け タネを播いて育てた場合、生育がゆっくりですので、春まきの場合、夏が来るまでに植え付けできる大きさに育てるのは容易ではありません。そこで、夏が来る前に3号ポットに植え替え、夏の間はそのまま涼しいところで夏を越して秋に定植します。 秋に播いた場合も、、ポットに植えたままフレームや霜の当たらない軒下などで冬を越し、春になってから定植します。 秋や春に苗が園芸店やホームセンターなどで売られていますので、これを植えつけると栽培が簡単です。 鉢植えの用土 赤玉土、腐葉土、パーライトを6:3:1程度に混ぜた用土などが一例です。 株間 成育がゆっくりなので、それほど大きくならないように思いますが、だんだんと株が大きくなっていきますし、花が横に広がりますので、30cmほどの株間にします。 60cmの標準のプランターの場合は、2〜3株が目安です。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。少し高畝にして植えるようにします。また、西日が長く当たるような場所は避けた方が賢明です。 耐暑性があるとはいえ、高温多湿を嫌いますので、鉢やプランターは、梅雨時など長雨になりそうなときは雨の当たらないところに移します。また、夏は半日陰になる場所に移したほうが安全です。 植え替え 花壇に植えた場合は、しばらく植えっぱなしにできます。 鉢やプランターで育てる場合は、3月頃に一回り大きい鉢に植え替えます。 日常の管理 鉢やプランターに植えた場合、根づいてからは、過湿にならないようやや乾燥気味に育てます。 花茎か倒れてきたら支柱をしておきます。また、花が終わったら花茎を株元から切り取っておきます。 冬の管理 耐寒性が強いので戸外で冬を越しますが、鉢やプランターは軒下などに移動させた方が安全です。 寒さで葉が傷みますが、春になると新しい葉が伸びてきます。 肥料 春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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