コキア |
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【コキアについて】 |
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コキアは、南ヨーロッパ原産のヒユ科ムヒョウソウ属の春まき一年草で、日本には千年以上前に中国から渡来したと言われています。 大きくなってくると株がこんもりとしてきて、何となく楽しげな印象を与えますので、育てていると楽しくなります。秋には紅葉しますので、こちらも楽しめます。なお、コキアというのは古い学名からきています。 別名をホウキグサというのは、大きく育った葉茎を乾燥して草箒として利用したことによります。秋田や山形県などでは実を食用にし、これを「とんぶり」と言います。食感がキャビアに似ているのでしょうか、畑のキャビアとも呼ばれます。 【栽培メモ】 コキアのタネまきは基本はポットに播きますが、箱まきにしてポットに植え替えて育苗しました。この方法でも、特段の問題もなくよく育ちました。 空いている畑に植えたところ、よく育ちましたが秋に色づく前に枯れてしまいました。畑がよくなかったのか、あるいは、猛暑日が増えてきたこの頃では、香南市野市町のような温暖地では、そもそもが無理なのかもしれません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【コキアの概要】 |
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草丈 50p〜1mほどになります。 花 非常に小さな薄緑色の花が咲きますが鑑賞するのは花ではなく、葉です。秋には紅葉します。 耐寒性・耐暑性
耐暑性はありますが、耐寒性はありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Bassia・・・・・18世紀のイタリアの植物学者 Ferdinando Bassi への献名 scoparia・・・・・「ほうき状の」、「はけ状の」 |
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【主な種類と品種】 |
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枝先が白く色づく「アカプルコ・シルバー」や紅葉の美しい「アカプルコ」と言った品種があります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 風雨で株が傾いてしまったときは、株の周りに土寄せをするなどして姿勢を直します。 タネまき 発芽適温は20〜25度と高いので、4月中旬〜5月上旬が適期です。移植に弱いので、通常は、直まきかポリポットなどに直接まき、覆土は5mm程度にします。 箱まきにして一度ポットに植え替えて、それから定植しましたが、順調に成育しました。ただし、ポットに取る時期や定植の時期が遅れるとよくありません。 直まにする場合は、40〜50cmの間隔に3〜4粒まいて、発芽後、徐々に間引きして1本にします。ポットに播いた場合も、発芽後間引きして1本残します。 植え付け ポットに播いた場合は、ポットの底に根が回ってきたら花壇やプランターに定植します。プランターで育てる場合は、大型のものを使います。 花壇に定植するときは、腐葉土若しくはバーク堆肥を1u当たり10Lほど入れて、花壇土とよく混ぜて植えつけます。成育障害を起こさないためにも、深く耕すことをお勧めします。 株間 花壇に植える場合は、株が広がりますので40〜50pほどと広く取ります。スペースがあれば、数株まとめて植えるととても見栄えがします。 鉢植えで育てるなら大きめの8〜10号を使います。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 特に手を入れなくても、自然に形を作っていきます。ただし、株を低く抑えるには適宜摘心をします。 また、株が大きくなってきたら、風雨で株が傾くことがありますので、そのときは株の周りに土寄せして姿勢を直します。傾いたままにしておくと草姿が乱れて見栄えが悪くなります。 肥料 花壇に植える場合は、特に肥料を与えなくてもかまいません。 プランターに植えた場合は、6〜8月頃に緩効性の固形肥料を1ヶ月に1回程度与えます。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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