コバノランタナ |
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【コバノランタナについて】 |
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一般に栽培されているランタナは、ランタナ・カマラという種類ですが、ここで取り上げているコバノランタナは、ランタナ・カマラとは別種になります。葉が小さくツル性で枝がよく伸びるところが特徴です。花の形はカマラと同様ですが、やや小ぶりです。 花が株一杯に咲いてとても見事ですし、ツル性を利用した楽しみもいろいろあります。 【栽培メモ】 耐寒性は、ランタナ・カマラよりも強いとはいうものの、霜に当たると地上部は枯れ込んでしまいました。強い霜でなければ、翌春には芽を吹いてきましたが、庭植えの場合は、強剪定をして霜除けをした方が安全のようです。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【コバノランタナの概要】 |
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樹高 ツル性でよく伸びます。名前のとおり葉はカマラと比較すると小型です。 花 花もやや小ぶりです。花色は淡紅紫色が一般的ですが、白色もあります。 耐寒性・耐暑性
ランタナ・カマラよりは耐寒性が強いと言われています。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Lantana・・・・・ガマズミ属の(Viburnum lantana)が語源です。 montevidensis・・・・・(ウルグアイ首都の)「モンデビデオの」 |
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【主な種類と品種】 |
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ランタナ・カマラは、こちらをご覧ください。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 庭植えの場合は、冬が来たら地際から切り取って、霜除けをしておきます。 植え付け 春先から初夏にかけて園芸店やホームセンターなどに苗が出てきますので、これを買って育てます。 そのまま、庭に植えつけてもかまいませんし、鉢で育てる場合は、通常小さな鉢に植えられていることが多いので、この場合は、二回りほど大きな鉢に植え替えます。 ほふく性で枝がよく伸びますので、庭植えの場合は、フェンスなどに這わる育て方もできます。また、鉢植えは、アンドン仕立てなどにして楽しみます。 鉢植えの用土 赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライト(軽石砂)を6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 鉢植えの場合、冬を越した株は4〜5月に植え替えます。このとき、枝が伸び過ぎているときは切り戻しをします。 また、開花中でも、根詰まり気味になってきたら一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。この場合は、あまり根鉢を崩さないようにします。 日常の管理 枝が伸びすぎた場合は、適宜に切り戻します。殖やすのは挿し木が簡単にできます。適期は5〜7月です。 冬の管理 庭植えの場合は、冬には地上部が枯れますので、冬が来たら地際から切り取って、霜除けをしておきます。私は、赤玉土などの空袋を掛けて周りをしっかりと土寄せしています。 鉢植えも切り戻しをして、霜の当たらない軒下などに移します。寒さの厳しいときは、室内に取り込んだ方が安全です。 肥料 庭植えの場合は、やせ地でない限りほとんど必要ありません。 鉢植えは、4〜9月の生育期間中は緩効性の固形肥料を置肥するか、液肥を月1〜2回ほど施します。あまり多肥にすると花つきが悪くなります。 病気・害虫 特にありません。 |
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