コスモス Cosmos bipinnatus

コスモスの花
写真 コスモス
撮影時期 2008.10.12
撮影場所 さぬき満濃公園にて
科名・属名

キク科
コスモス属

園芸分類

春まき一年草

別名

アキザクラ

原産地

メキシコ

用途

庭植え、鉢植え

花期

6〜11月

【コスモスについて】

コスモスはずいぶん昔から栽培されているように思いましたが、日本で栽培が普及したのは、明治8年に日本に来たイタリア人の美術家ラグーザが母国からタネを持参したことに始まると言われています。

最近、休耕田にコスモスを植えるところが増えてきて、あちこちで素晴らしい景観を楽しむことができるようになってきました。最近の品種は非常に美しいものが多く、八重咲きの品種も出てきましたので、広い面積でなくても花壇に植えて見応えのある花を楽しめます。

コスモス属では、別種のキバナコスモスC. sulphureus)もよく栽培されています。

栽培したところでは、摘芯を適期にできずに草丈が高くなり、倒伏してしまったことがあります。

【花の特徴と性質】

コスモスの花

コスモスは日本人に好まれ、極めて身近な花のひとつになっています。

本来は、日が短くなってから咲き出す短日植物ですが、現在栽培されている早咲き種は品種改良により、タネをまいて50〜70日程度で咲き始め、周年栽培できるようになっています。

草丈

品種によって、20pほどの矮性種から、1.5mの高性種まで、いろいろなタイプがあります。

花色は白、桃、赤、黄、橙など色も多彩になってきています。

耐寒性・耐暑性

コスモスは耐寒性はありません。

学名の説明

Cosmos・・・・・・ギリシャ語の cosmos(飾り)が語源です。

bipinnatus・・・・・bi(二つ)+ pinnatus(羽状の)
※ 「2回羽状の」という意味で、2回羽状複葉の葉の形に由来します。

【主な種類と品種】

種苗会社のカタログにはいろいろな品種がありますが一部を紹介します。キバナコスモスは別に取り上げていますのでそちらを参照してください。

センセーションミックス

最もポピュラーな品種です。草丈100〜150p、花径は8pほどです。

ベルサイユシリーズ

4倍体で花弁や花茎が強い品種です。草丈100〜150p、花径10〜12pの大輪です。

ソナタミックス

草丈50〜60pほどの中・矮性種で、倒れにくい品種です。

シーシェルミックス

花径6pほどで、花弁が筒状になる珍しい品種です。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

短日性の品種とそうでない品種では少し異なりますが、大まかに言って暖地は4月〜7月中旬に、寒冷地は5〜7月にまきます。夏まきは8月中旬〜9月にまけます。

直まきが一般的ですが、ポットや小鉢にまいて育てることもできます。覆土は1cmほどにします。

コスモスの花

直まきの場合は、1u当たりバーク堆肥(腐葉土)を5Lほど入れて庭土とよく混ぜ、20〜25cmの間隔をとって1カ所に3〜4粒をまきます。発芽後、よい苗を残して後は間引きします。

ポットにまく場合は、2〜3粒まいて、発芽後、徐々に間引いて1本立てにします。

植え付け

ポットにまいた場合は、ポットの底に根が回ったら定植します。定植する際、バーク堆肥(腐葉土)を5Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。

株間

20〜25p程度としますが、高性種の場合は25〜30p程度の間隔とします。

植え場所・置き場所

日当たりと水はけのよいところに植えつけます。

日常の管理

コスモスは草丈が高くなって倒れやすくなりますので、本葉6〜8枚のころに摘心し、側枝を伸ばすようにすれば後の管理が楽です。

コスモスの花

高性種は、伸びてきた側枝をもう一度摘心してやると、草丈をさらに低くすることができます。

肥料

無肥料で十分に育ちますが、やせ地の場合は1u当たり20〜30gほどの化成肥料を施します。堆肥と一緒に庭土によく混ぜてから、直まきにするか、あるいはポット苗を定植します。

病気・害虫

ヨトウムシなどの食害に注意します。

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