クルクマ |
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【クルクマについて】 |
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クルクマは、熱帯アジアに40種ほどが自生するショウガ科ウコン属の春植え球根です。インド原産でカレー粉の原料などに使われているウコン(Curcuma longa)もこの仲間ですが、園芸として栽培されるのはクルクマ・シャローム(C. alismatifolia)、ペティオラータ(C. petiolata)、そして種間交配による園芸品種です。 クルクマは、水持ちがよいことから、切り花としても利用されます。やや寒さに弱いことが残念ですが、10月でも花が咲きますので、その点でも魅力があります。 また、冬のくる前に掘り上げて保管し、春、暖かくなって植え付ければ、毎年花を楽しむことができます。 【栽培メモ】 暑さに強く、花が少なくなった10月にも咲いてくれました。初めて植えたとき、なかなか芽が出てこないのでやきもきしたことを覚えています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【クルクマの概要】 |
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草丈 (主な種類と品種を参照してください。) 花 (主な種類と品種を参照してください。) '紫苑'(2010.9.11) 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いですが、半耐寒性で冬の寒さを嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Curcuma・・・・・アラビア語の kurkum(黄色)が語源です。 alismatifolia・・・・・「ヘラオモダカ属のような葉の」 petiolata・・・・・「葉柄のある」、「葉柄を持っている」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 植えつけは十分に暖かくなった4月下旬〜5月ごろ行います。 植え付け 植えつけ後に低温にあうと発芽が非常に遅れますので、花壇への植えつけは、植えつけは十分に暖かくなった5月ごろ行います。 寒冷地の場合は、鉢に植え、室内の暖かいところに置いて発芽してから定植した方が安全です。 花壇に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れ、化成肥料を加えて庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 植え付け後は、不織布などでトンネルをしてやると地温が上がり発芽が早くなります。トンネルは、気温が高くなってきたら裾をすかすなどして、トンネル内が暑くなりすぎないようにし、梅雨明けが近くなったら取り除きます。 鉢植えで育てる場合は、深鉢に植え付けます。 'キモノピンク'(2006.9.30) 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え付けの深さ 花壇に植える場合は、5〜8pほどに、また、鉢植えの場合は3cmほどにします。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりのよいところに植え込みます。日当たりが悪いと満足する結果は期待できません。 鉢植えも日当たりのよいところで育てますが、真夏は半日蔭に移すと鉢土の乾燥を多少なりとも防ぐことができます。 株間 花壇に植える場合は20〜25pほどにします。鉢植えの場合は、6〜7号鉢に1球が適当です。 植え替え クルクマは耐寒性が弱いので、花壇に植えた場合は、毎年掘り上げて植え替えます。 鉢植えで育ててきた球根も、4月下旬〜5月に植え替えます。 日常の管理 鉢やプランターで育てる場合は、暖かくなれば灌水を多めにして乾燥させないようにします。特に、夏場の水やりを忘れないようにします。 花壇に植えている場合も、晴天が続いて庭土が乾燥してきたときは、水やりをします。 'エメラルド チョコゼブラ'(2016.9.10) 休眠期の管理 花壇に植えている場合は、11月ごろに葉が枯れたら掘り上げて、丁寧に水洗いして陰干しした後、バーミキュライトなどに詰めて室内で保存します。 鉢植えの場合は、そのまま土間などに取りこんで、乾燥気味に管理します。 ふやし方 植え付けの時に、分球して増やすことができます。 肥料 花壇に植えた場合は、元肥のほかに、芽が伸び始めた頃に追肥として化成肥料を少量与えます。また、花後にも追肥をして肥培管理を続けます。 鉢やプランターに植えた場合は、元肥に加えて、5〜10月ごろまで定期的に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 夏場になると、ヨトウムシに葉を食べられることがあります。 |
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