ジプソフィラ・ムラリス |
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【ジプソフィラ・ムラリスについて】 |
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カスミソウといえば、一般には草丈の高くなるエレガンス(G. elegans)宿根カスミソウ(G. paniculata)がおなじみですが、矮性のムラリス(G. muralis)もよく栽培されます。 ムラリスも花が密に咲きますが、エレガンスと異なり矮性でカーペット状に横に広がっていきます。ですので、丸形で径の大きなプランターで育てるのに向いています。 【栽培メモ】 発芽後の成育がとてもゆっくりで、秋に定植するところまで育ちませんでした。そこで、ビニールハウスに入れて育て、春にプランターに定植しましたが、気温が上がるにつれて成育のスピードが速くなり、よく咲いてくれました。 |
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【ジプソフィラ・ムラリスの概要】 |
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草丈 20〜30pほどで、横に広がっていきます。 花 茎がよく分枝し、枝先に名前のとおり霞のように無数の小さな花をつけます。花色はピンクの品種がよく栽培されますが、白花もあります。 耐寒性・耐暑性
寒さや乾燥には比較的強いですが、高温多湿が苦手です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やや難しい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Gypsophila muralis 学名の説明 Gypsophila・・・・・ギリシャ語の gypsos(石灰)+ phylos(好む)語源です。 muralis・・・・・「壁の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 秋播きの場合は、フレームなどで冬を越し、春になって植え付けます。 タネまき タネから育てる場合は、温暖地では秋まき、寒冷地では春まきにします。発芽適温が15〜20度なので、9月下旬〜10月中旬に播きます。 タネが小さいので、細かな用土を入れた育苗箱に播き、薄く覆土をします。初期の成育がエレガンス種よりも、さらにゆっくりでしたので、本葉が2〜3枚のころに一度2号のポットに取りました。そして、ポットに根が回る頃に、3号ポットに植え替えて苗を育てました。その方が失敗が少ないように思われます。 植え付け 酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけの1週間ほど前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておきます。 ポットの底に根が回ってきたら花壇やプランターなどに定植しますが、通常の栽培では、年内に定植できる株に育てることは難しいと言えます。その場合は、フレームなどで冬を越して、春になって植え付けます。 花壇に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。 春に園芸店やホームセンターでポット苗で売られていますので、これを買って植え付けると手軽に楽しめます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 株張りがよいので25pほどにします。プランターの場合は、径の大きな浅底の丸形のものに3株が目安です。 植え場所・置き場所 日当たりと水はけのよいところに植え付けます。鉢やプランターで育てる場合も日当たりと風通しのよいところに置きます。 日常の管理 鉢やプランターは、過湿にすると立ち枯れ病が発生しやすくなります。 矮性ですので、定植後は、ほとんど手間はかかりません。 冬の管理 苗の生育がゆっくりですので、秋に定植するところまで育てることは容易ではありません。ですので、フレームなどに入れて苗を育てます。 肥料 多肥にする必要はありません。花壇に植える場合は、化成肥料を1u当たり20〜30gほど施し、腐葉土(又はバーク堆肥)と一緒に庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。後は、蕾の見え始める前に化成肥料を追肥しますが、量は控えめでかまいません。 鉢やプランターで育てる場合、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、春になったら追肥として液肥を2週間に1回程度施します。自ら用土を調整したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、同様に追肥します。 病気・害虫 アブラムシが付いたり、ウドンコ病が発生することがあります。 |
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