オーストラリアンブルーベル |
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【オーストラリアンブルーベルについて】 |
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オーストラリアンブルーベルは、西オーストラリア州南西部原産のトベラ科ソリア属の常緑蔓性低木です。昔は見かけたことがなく2006年ごろになって広く流通し始めました。写真のように、青紫の小さな花が垂れ下がって咲きますが、蒸し暑くなってくる時期だけに、涼しげな色合いが魅力です。 オーストラリアが原産で、一般にはブルーの花が流通していますのでオーストラリアンブルーベルと呼ばれますが、白花もあります。 【栽培メモ】 前年の夏に買った株を冬はビニールハウスに入れ、暖かくなってからは戸外で育てました。つるが伸びて順調に育っていましたが、うっかりして乾燥させすぎてしまい、その後枯れてしまいました。 オーストラリア原産の植物には、過湿に弱く、また、乾燥させすぎると一気に弱って、その後枯れてしまうものがありますが、オーストラリアンブルーベルもそのひとつではないかと思われます。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【オーストラリアンブルーベルの概要】 |
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樹高 売られている鉢物の印象ではあまり大きくなるようには見えませんが、ツル性でだんだんと枝が伸びていきます。 花 青紫の小さな花が垂れ下がって咲きます。白花もあります。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は比較的ありますが耐寒性はやや弱く、霜に当たると傷みます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:比較的やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Sollya・・・・・19世紀イギリスの植物学者 Richard Horsman Solly への献名 heterophylla・・・・・「多形葉の」、「異形葉の」 |
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【主な種類と品種】 |
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ブルーの花のほか、白花もあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント 多湿に弱く、また、乾燥させすぎるといっぺんに弱りますので、水やりに注意します。 植え付け 6月頃に園芸店やホームセンターに開花株が出回りますので、通常はこれを買って育てます。耐寒性がやや弱いので、通常は鉢での栽培になります。 無霜地域であれば庭植えできると言われていますが、多湿に弱そうなので庭植えで育てられるところは限られると思われます。 鉢植えの用土 酸性の土壌好みますので、鹿沼土とピートモスを7:3程度に混ぜた用土、あるいはブルーベリーの用土などに植え付けます。 置き場所 秋から春までは日当たりのよいところで育てます。梅雨時など長雨の続きそうなときは、雨のかからないところに移した方が安全です。 日常の管理 過湿にならないように管理します。とは言え、オーストラリア原産だけに乾燥にも弱く、水切れさせるといっぺんに弱りますので、こまめに目をかけてやる必要があります。 株が大きくなるにつれツルが伸びていきますので、あんどん仕立てにします。 夏の管理 半日陰になるところ置き、水切れさせないようにします。 冬の管理 室内に取り込むかフレームに入れて育てます。関東以西の暖地であれば霜の当たらない軒下に移し、水やりは控えめにしますが、冬場でも乾燥させすぎないようにします。 肥料 植え付け時に緩効性の固形肥料を元肥として与え、後は、春と秋に緩効性の固形肥料を与えます。 病気・害虫 カイガラムシが付くことがあります。 |
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