オジギソウ |
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【オジギソウについて】 |
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オジギソウは、南アメリカ原産のマメ科オジギソウ属の春まき一年草ですが、原産地では宿根草となります。日本には、天保年間に伝えられたと言われています。 葉に触れると、たちまち葉をたたんでしまう様は何とも不思議ですが、これは、葉柄の付け根にある葉枕(葉柄の基部にある肥厚した部分)の細胞の膨圧変化によるものと言われています。 【栽培メモ】 タネを播いて育ててみましたが、発芽もよく育苗は簡単でした。8月になってピンクの花が目立つ頃になると、茎が平伏して他の草花の上まで長く伸びてきまたので、支柱をしました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【オジギソウの概要】 |
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草丈 30〜40pほどで、茎が伸びてくると平伏してきます。茎には棘があります。 花 夏になると、花径2pほどのピンクの丸いブラシ状の花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強く、夏でもよく育ち、花を咲かせます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Mimosa・・・・・ギリシャ語の mimos(人まね、狂言師)が語源です。 pudica・・・・・「内気な」 |
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【主な種類と品種】 |
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オジギソウ属は約480種ほどありますが、園芸として栽培されているのは本種のみのようです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ ポリポットに直接播くと失敗が少ないです。 タネまき 発芽適温が高いので、4月下旬〜5月頃に播きます。直根性で移植を嫌うので、直まきにするかポリポットに2〜3粒ほど播きます。 覆土は5〜7mm程度にします。発芽までに日数がかかりますので、乾かさないように管理します。 発芽後、徐々に間引いて丈夫な苗を1本残すようにします。 植え付け ポットに播いた場合は、根が底に回ってきたら花壇やプランターなどに植え付けます。 園芸店に苗が売られていますので、鉢やプランターに植える場合は、これを買って育てると簡単に楽しめます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 20〜25pほどにします。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。土質は選ばず、多少のやせ地でも育ちます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 おもしろいからといって、あまり葉に触れすぎると生育が衰えるので、生育期間中は、むやみに触らないようにします。 また、棘が出てきますので、注意します。 ふやし方 次の年も育てたいときは、花後にタネを採っておきます。 肥料 花壇に植える場合は無肥料でもよく育ちます。鉢やプランターに植える場合は、元肥として植え付け時に緩効性の化成肥料を施しますが、後は、肥料をあまり与えなくてもよく育ちます。 多肥にすると、葉が茂りすぎて花つきが悪くなります。 病気・害虫 特にありません。 |
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