エスカロニア |
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【エスカロニアについて】 |
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エスカロニアは、主に南米原産のエスカロニア科エスカロニア属の常緑低木です。別の分類では、ユキノシタ科としている場合もあります。ごく最近に流通し始めた花木ですが、まとまった樹形でそれほどスペースを取りません。ただし、半耐寒性ですので、庭植えできるのは関東以西の無霜地域になろうかと思われます。 この属の中では、ラエビス(Escallonia laevis)の 'ピンクエル'('Pink Elle')が流通し始めたところですが、ほかには種間交配種があります。 【栽培メモ】 大事を取って鉢植えで育てていましたが、耐寒性はそれほど強くなく、冬場に、枝がかなり枯れ込みました。幸い、暖かくなると、元気に芽を吹いてきましたので大事には至りませんでした。 ただし、そうしたこともあってか、花はさほど咲きませんでした。鉢植えで花をたくさん咲かせるのはやや厳しいかもしれません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【エスカロニアの概要】 |
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樹高 だいたい1mほどの樹高になるようです。 花 ‘ピンクエル’は、初夏にピンクの花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐暑性はありますが、耐寒性はそれほど強くありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Escallonia・・・・・コロンビアの植物学者 Antonio Escallon への献名 laevis・・・・・「平滑の」 |
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【主な種類と品種】 |
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‘ピンクエル’の他には、エスカロニア属の種間交配種の‘レッドエルフ’('Red Elf')、 'ピンクピクシー'('Pink Pixie')、 'レッドナイト'('Red Night ')、'ドナルドシードリング' ('Donard Seedling')などがあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 冬の寒さに気をつけます。 植え付け 半耐寒性ですので、庭植えにする場合は無霜地域が適しています。時期は4月頃が適しています。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えで育てる場合は、苗木はポットに植えられている場合がほとんどですので、その場合は春でも秋でも差し支えありません。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭植えにする場合は、北風の当たらない家の南側に植え付けます。 鉢に植える場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 鉢植えは、毎年、植え替えた方が結果がよいと思われます。 剪定 まとまった樹形を形成しますので、剪定はほとんど必要ありません。 冬の管理 鉢に植えている場合は、霜の当たらない軒下などに移します。寒さの厳しいときは室内に取りこんだ方が安全です。 水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 肥料 鉢植えは、春と秋に緩効性の化成肥料を与えます。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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