イキシオリリオン |
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【イキシオリリオンについて】 |
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イキシオリリオンは、中央アジア原産の秋植え球根です。以前はヒガンバナ科に分類されていましたが、今は、イキシオリリオン科で1属のみです。名前の由来は、茎や葉がイキシアに、花はユリに似ていることによるものとされています。ブルー系の星形の花が咲きます。 耐寒性があり丈夫とされていますが、秋植え球根としては開花時期が遅いので少し目立たないのが残念です。また、温暖地では、球根の肥大が悪く、翌年の花が期待できるほどの球根まで育ちにくいと言えます。また、ほとんど分球しません。 【栽培メモ】 栽培それ自体はそれほど難しくはありませんでした。ただし、翌年も使えるような球根には、なかなか育ちませんでした。鉢植えだったことも要因かもしれません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【イキシオリリオンの概要】 |
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草丈 30〜40pほどです。 花 ブルー系の花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性があります。夏は休眠します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:比較的やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Ixiolirion・・・・・ Ixia (イキシア属)+ leirion(ユリ)が語源です。 tataricum・・・・・「タタールの」 |
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【主な種類と品種】 |
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この属には4種ほどあるようですが、流通しているのはタタリカム種だけのようです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 過湿を嫌いますので、鉢植えの場合は、やや乾燥気味に管理します。 植え付け 10月〜11月上旬に植え付けます。鉢やプランターで育てるほか、関東以西の温暖地は、花壇に植えることができます。 鉢植えの用土 市販の球根用培養土などを使います。 植え付けの深さ 庭植えの場合は4〜5p、鉢植えの場合は3cmほどにします。 株間 庭植えの場合は5pほどに、また、鉢植えの場合は5〜6号鉢に5球が目安です。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 過湿を嫌いますので、鉢植えの場合は、やや乾燥気味に管理します。 休眠期の管理 夏が近づいてくると、地上部が枯れ始め休眠期に入ります。休眠期の多湿を嫌いますので、毎年掘り上げて植え替えた方が安全です。ただし、温暖地では、よい球根に育ちにくいと言えます。 冬の管理 鉢やプランターに植えている場合、特に寒さの厳しいときは、霜の当たらない軒下などに移したほうが安心です。 乾燥気味にして水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に軽く水やりをします。 肥料 植え付け時に緩効性肥料を与えます。また、生育期間中に2週間に1回程度液肥を与えます。 病気・害虫 特にはありません。 |
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