アスタルテア |
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【アスタルテアについて】 |
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アスタルテアは、オーストラリアの西部が原産のフトモモ科アスタルテア属の低木で、ギョリュウバイを小さくしたような印象を受けます。園芸店やホームセンターなどではコンパクトに仕立てられたものが販売されています。 この属には20種ほどあるようですが、流通しているのは写真のファッシキュラリス(A. fascicularis)だけのようです。枝が放射状に伸びてピンクのやさしい感じの色合いをした花が咲きます。 【栽培メモ】 多くのオーストラリア原産の花木の多くがそうあるように、夏の高温多湿と乾燥させすぎを嫌いますので栽培がやや難しく、花後、いつの間にか枯れてしまいました。 ただし、管理が十分でなかったのかもしれませんので、園芸ネットで販売されていた開花株を購入して、もう一度育てています。詳細は追って記載する予定です。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【アスタルテアの概要】 |
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樹高 現地では1mほどにはなるようですが、園芸店やホームセンターなどでは30〜40p程度のものが販売されています。 花 花は極小さく、7〜8ミリ程度の丸い5弁の花です。花色はピンクです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はありませんので、冬は室内で管理します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Astartea・・・・・ギリシャの女神アスタルテ(AStarte)に因んでいます。 fascicularis・・・・・「ほうき状の」、「はけ状の」 |
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【主な種類と品種】 |
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アスタルテア属には20種ほどありますが、流通しているのはファッシキュラリスだけのようです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 過湿を嫌いますが、水切れしないように育てます。 植え付け 春先に開花株が出回りますので、通常は、これを買って育てることになります。耐寒性がないので鉢での栽培になります。 購入した株は、小さな鉢に植えられていることが多いですが、根詰まり気味のときは、根鉢を崩さないようにして一回り、もしくは二回り大きい鉢に植え付けます。 鉢植えの用土 弱酸性を好みますので、用土は鹿沼土主体のものを使います。 置き場所 日当たりを好みますが、半日陰程度でもよく育ちます。夏場は半日陰に移します。 過湿を嫌いますので、梅雨時の長雨には当てないようにします。 植え替え 根詰まり気味になってきたら植え替えます。時期は、花後に行います。 日常の管理 乾きすぎないように管理します。乾燥させすぎると回復不能になりやすいです。その一方で、過湿にすると根腐れしますので注意します。オーストラリア原産の花木は、このへんの管理が難しいと言えます。 剪定 花後に伸びすぎた枝を切り詰めて、樹形を整えます。 冬の管理 耐寒性がありませんので、冬は室内に取り込みます。水やりは少なくしますが、鉢土がよく乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 肥料 春と秋に緩効性の固形肥料を置肥をしますが、量は控えめにして多肥は避けるようにします。 病気・害虫 特にないようですが、過湿や乾燥させすぎて枯れてしまうことがあります。 |
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