ギョリュウバイ |
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【ギョリュウバイについて】 |
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ギョリュウバイ(魚柳梅)は、ニュージーランドやオーストラリアの南東部原産の常緑中木です。名前の由来は、葉がギョリュウに、花がウメに似ているところからきています。マヌカ、あるいは、葉がお茶や煎じ薬として利用されてきたことから英名でティーツリーとも呼ばれます。 オセアニア原産の花木の中では日本の気候にも適していて、育てやすく、比較的耐寒性もありますので、関東以西の温暖地では、庭植えにできます。 いろいろな花色の品種が販売されていますが、多くは品種名が付いていません。写真は、‘ビーナス’という名前が付いていたもので、その名に負けないよい品種です。 なお、同じ属にブリックリーティーツリー(L. continentale)があります。英名は prickly tea-tree で、ブリックリーは棘のあるという意味ですが、こちらの方はギョリュウバイと違って触ってもあまりチクチクしません。 【栽培メモ】 庭植えにしていますが、枝の伸びがよいので木が大きくなってからは剪定作業は欠かせません。もっとも、それ以外は手間がかからず、病害虫の発生もほとんどありません。 以前に、鉢植えにしていた株をうっかり水切れさせてしまい、結局枯れてしまいました。水切れに弱いので、鉢植えの場合は、その点注意が必要です。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ギョリュウバイの概要】 |
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樹高 庭に植えた場合、2〜3mほどになります。 花 細長く伸びた枝に、径1〜2pほどの小さな花をたくさん付けます。一重咲きと八重咲きがあります。 花色は、白、ピンク、赤などです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強く、温暖地では戸外で越冬します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Leptospermum・・・・・ギリシャ語の lepto(薄い、細い)+ sperm(種子)が語源です。 scoparium・・・・・「箒状の」、「はけ状の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢植えの場合は、乾燥させすぎないようにします。 植え付け 一般的には、早春に園芸店やホームセンターで花の咲いた苗木が販売されていますので、これを買って育てます。水切れに弱いので、できれば庭植えにするとが管理が楽です。 鉢植えで育てる場合、購入した苗木の鉢が小さいときは、根鉢を崩さないようにして二回りほど大きな鉢に植え 庭に植える場合は、購入した時期が早ければ、十分に暖かくなってから植えつけます。ただし、木が小さい場合は、1年は鉢で育ててから植え付けた方が安全です。 植え付ける際は、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植えつけ後は、支柱を立てたっぷりと水やりします。植え付け後も、乾きすぎないよう注意します。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。 植え替え 鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きめの鉢に植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。 鉢から抜いて、古い土を三分の一ほど落として一回り大きめの鉢に植え替えます。その際、伸びすぎた枝などは切り戻しておきます。 日常の管理 乾燥させすぎると傷みが激しく、枯れてしまうことがあります。鉢植えの場合は、水やりを忘れないようにします。庭植えの場合も、しっかり根付くまでは庭土が乾燥しすぎないようにします。 剪定 庭に植えっぱなしにしておくと、枝葉が混みあったり、徒長枝が出てきて樹形が乱れてきますので、そうした場合は剪定を行います。 全体を切り詰める強剪定は、花後すぐに行います。9月以降に強剪定すると、花芽を切り落とすことになります。 秋から冬の剪定は、伸び過ぎた枝を軽く剪定する程度にとどめておきます。 冬の管理 比較的耐寒性がありますが、鉢植えは霜の当たらない軒下などに移します。 肥料 庭に植えた場合は、ほとんど肥料は必要ありません。 鉢植えの場合は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥をしますが、多肥にする必要はありません。 病気・害虫 特にありません。 |
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