アラマンダ |
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【アラマンダについて】 |
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アラマンダは、ブラジル、ギアナなどが原産のキョウチクトウ科アリアケカズラ属の常緑低木です。耐寒性がないので、通常の栽培では冬に葉を落とします。また、本来はつる性ですが、鉢植えで育てると枝がそれほど伸びません。 アリアケカズラ属の中で、一般によく栽培されるのは、アリアケカズラ、あるいは花の大きなオオバナアリアケカズラと呼ばれる種類で、夏に鮮やかな黄色の花を咲かせます。最近、ヒメアラマンダや紅紫の花が咲くビオラケアも見かけるようになりました。 【栽培メモ】 寒くなると葉を落とすものの室内で冬を越していますので、温室がなくても栽培できます。冬の寒さに気を付ければ栽培は容易で、下から2枚目の写真の木も購入して6年ほどになっていました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【アラマンダの概要】 |
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樹高 現地ではかなりの樹高になると思われますが、鉢植えで売られているものは50p程度です。剪定をして育てれば、1m以内で花が咲きます。 ツル性とはされていますが、温室や現地はともかく、鉢植えで育てる分にはとそれほど枝は伸びません。 花 美しい黄色の花が咲きます。紅紫色の花が咲く品種も出回っています。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いですが、熱帯南米が原産ですので耐寒性はありません。もっとも、室内に入れると、葉が落ちても温度さえ確保できれば冬を越します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(冬の温度が確保できれば)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Allamanda・・・・・リンネにこの植物のタネを送ったオランダの植物学者 Fredric Louis Allamand への献名 cathartica・・・・・「下剤の」 neriifolia・・・・・「キョウチクトウのような葉の」 violacea・・・・・「紫紅色の」、「スミレ色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 生育期間中は、水切れをさせないようにします。 ※ 冬は室内に取り込みます。 植え付け 耐寒性がないので鉢での栽培になります。初夏に花の咲いたものが売られていますし、園芸店やホームセンターには秋にも苗木が出ていますので、一般には、これらを買って育てることになります。 ほとんどの場合、植えられている鉢が小さいので、大きい鉢に植え替えます。開花株は、根鉢をあまり崩さないようにします。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土若しくはバーク堆肥を7対3程度に混ぜた用土などを使います。 植え替え 丈夫で根の張りもよいので、鉢植えの場合は毎年植え替えるようにします。時期は、春になって、枝が伸び始める前に行います。 鉢から抜いて、表土と根鉢の古い土を適宜に落とし、伸びすぎた根も切り戻して、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し多めに古い土を落として植え替えます。 置き場所 高温と日当たりを好みますので、春から秋はよく日の当たるところに置いて育てます。 日常の管理 春から秋によく生育しますので、生育期間中は水切れを起こさないようにし、土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。 剪定 剪定は、春の植え替えの時期か、冬に室内に取り込む際に行います。 アラマンダは、その年に伸びる枝に花が咲きますので、伸びてきた枝を切ると花が咲きません。 冬の管理 耐寒性がないので、霜の降りる前に室内に取り込みます。寒くなると葉を落としますので、水やりは、ごく控えめにします。 ふやし方 繁殖は、挿し木が可能です。バーミキュライトなどに挿し、明るい日陰に置いて乾かさないように管理すれば発根します。 肥料 生育期間中は、液肥を2週間に1回程度与えるか、緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。 病気・害虫 アブラムシやカイガラムシが付くことがあります。 |
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