アマクリナム |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【アマクリナムについて】 |
||||||||||||||||
アマクリナムは、ヒガンバナ科ホンアマリリス属のベラドンナリリーとハマオモト属のクリナムとの属間雑種です。クリナムと比較すると一回り小さく、クリナムほどは場所をとらないので、大きめのプランターで育てることができます。 大変丈夫で、冬の寒さに気をつければ庭植えでも栽培できます。 【栽培メモ】 球根が大きく、充実した球根に育たないと花が咲きにくいと言えます。耐寒性については、クリナムと比較すると少し弱いですが、霜除けをすれば大丈夫でした。 【育て方は下へ ↓ 】 |
||||||||||||||||
【アマクリナムの概要】 |
||||||||||||||||
草丈 50〜70p程度です。 花 花径は10p程度で、ひとつの花茎から8〜10輪程度咲きます。花色は、白、ピンクなどがあります。 耐寒性・耐暑性
半耐寒性ですが、ほとんどの品種は関東以西の温暖地では庭植えで大丈夫です。ただし、寒さの厳しいときは霜除けをした方が安全です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 (開花させるのは)やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Amacrinum・・・・・ Amaryllis + Crinum が語源です。 howardii・・・・・アメリカ合衆国の植物学者 Thad M. Howard に因みます。 |
||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 球根の肥培管理に努めないと、なかなか花が咲きません。 植え付け 4月頃が植えつけ、植え替えの適期です。庭植えのほか、大きめの鉢やプランターで栽培できます。 庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え付けの深さ 庭植えの場合は、芽の出る部分が土の上にくる程度に植えつけます。 鉢やプランターに植える場合は、二分の一か三分の一程度が土の上に出るように浅く植え付けます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 花壇に植えるときは、日当たりがよく、水はけのよいところに植えつけます。鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 株間 鉢植えは8〜10号の大きな鉢に、また、プランターも大型のものに植えつけます。庭植えの場合の間隔は30〜40pほどにします。 植え替え 鉢やプランターに植えたときは、2年に1回ほどの頻度で植え替えます。 日常の管理 植えた年は葉の展開が遅くなりますが、日当たりと水はけのよいところに植えてあれば心配はいりません。鉢植えは、生育期は土の表面が乾けば与えるようにし、秋になると控えめにします。 冬の管理 品種によっては、耐寒性があまり強くない品種もありますので、冬の寒さの厳しいときは、庭に植えた株は霜除けをした方が安全です。 鉢やプランターに植えている場合は、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら午前中に水やりをします。 ふやし方 植え替えの時に、分球して増やすことができます。 肥料 球根の肥大がよくないと花が咲きにくいので肥培管理が大切です。花壇に植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を庭土とよく混ぜて植えつけます。後は、秋に緩効性の化成肥料を追肥として与えます。翌年以降は、春と秋に緩効性の化成肥料を与えます。 鉢植えの場合、元肥に加えて、生育期間中は緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。 病気・害虫 ハマオモトヨトウに注意します。見つけたら早めにオルトラン粒剤を撒くなどして防除します。 |
||||||||||||||||
このページのトップへ 一覧に戻ります。 |