アルメリア |
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【アルメリアについて】 |
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アルメリアはイソマツ科のハマカンザシ属のことで、ヨーロッパや北アフリカの沿岸部などに分布している多年草です。この中で、最もよく見かけるのがアルメリア・マリティマで、単にアルメリアと言えば本種を指します。 株全体がコンパクトで、鉢物としておなじみの本種は、園芸店やホームセンターなどでもよく見かけます。本来は多年草ですが、夏の暑さが苦手ですので、温暖地では夏越しが難しいと言えます。 なお、アルメリアの中には葉が幅広く、草丈や花茎も長いアルメリア・フォルモーサも栽培されています。 【栽培メモ】 苗を購入して鉢植えで育てましたが。十分に花を楽しむことができました。ただし、耐暑性が弱く、夏が来るころには枯れてしまいましたので、一年草のように考えています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【アルメリア・マリティマの概要】 |
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草丈 15〜20p程度です。 花 株の中から長い花茎がたくさん伸びてきて、ボール状の濃いピンク色の花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
寒さには強く、気候のあったところでは、戸外で1年中緑を保ちます。そうした地域では、花壇の縁取りなどに向いています。 ただし、高温多湿を嫌いますので、温暖地では夏越しは難しいと言えます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Armeria・・・・・ケルト語の ar mar(海辺)に由来するラテン語の植物名 armeria から。 maritima・・・・・「海辺の」、「海岸の」 |
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【主な種類と品種】 |
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アルメリアの中では、マリティマの他にフォルモーサのタネが販売されています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢植えで育てる場合は、水はけのよい用土を使います。 植え付け マリティマは、年内から園芸店やホームセンターで苗が売られていますので、これを買って植えつけます。多湿を嫌うので通常は、鉢植えにします。 鉢植えの用土 用土は、水はけのよいものを使います。赤玉土、鹿沼土、軽石(パーライト)を5:3:2程度に混ぜた用土などが一例です。山野草用の培養土でも差し支えないと思われます。 株間 マリティアは小型ですので10〜15cmを目安にします。 置き場所 アルメリアは、「海に近い」という意味で、もともと、海岸性の植物なので生育期間中は日当たりと風通しのよいところで育てます。 また、高温多湿に弱いので、初夏からは涼しい半日陰で、夏は明るい日陰に置きます。もっとも、温暖化が進む昨今では、温暖地では、よい条件でないと梅雨時や夏場に蒸れて枯れてしまいます。 日常の管理 夏を越すことができた場合は、秋に株分けをします。その際、太い根の一部が株に残るようにすることが大切です。 冬の管理 耐寒性が強く、戸外で冬を越すことができます。 肥料 砂地混じりのやせた土地でよく育ちますので、肥料はあまり必要ではありません。 病気・害虫 病害虫は、特に問題になるようなものはありません。 |
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