ロフォス

ロフォスの花
写真 ロフォス 
撮影時期 2022.7.15
栽培状況 鉢植え

科名

オオバコ科

属名

ロフォスペルマム属

学名

Lophospermum erubescens

園芸分類

一年草(つる性)

別名

(特にありません)

原産地

メキシコ

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

6月〜

【ロフォスについて】

ロフォスは、サントリーフラワーズから販売されているつる性の多年草ですが、耐寒性が弱いことから一年草扱いされます。その名前からして、メキシコ原産のロフォスペルマム属の園芸品種ではないかと思われます。

ロフォスペルマムは、アサリナの近縁種で、つる性であることや花の形状などがよく似ています。ただし、アサリナはキリカズラ属(マウランディア属)ですので別属になります。この二つを比較してみると、アサリナの方は滑らかなすべすべした葉ですが、ロフォスは葉と茎が短い毛で覆われていて、触ると柔らかな感触です。

ロフォスは、つる性の特性を生かして、吊り鉢にしたり、あんどん仕立てやトレリスに誘引して楽しむことができます。

【栽培メモ】

生育がとても早いので、6号の鉢に植えてから、あまり間をおかずに8号の鉢に植え替えて育てています。アサリナよりはコンパクトな印象です。

今はあんどん仕立てにしていますが、そのうちに庭に降ろしてトレリスに這わせてみたいと思っています。

【育て方は下へ ↓ 】

【ロフォスの概要】

草丈

つる性で、2mほどには伸びるようです。

筒の長さは4pほど、また、花径は3pほどです。花色はピンクとホワイトがありますが、ピンクというよりは赤紫色に近い濃い花色です。

ロフォス

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Lophospermum・・・・・ギリシャ語の lophos(鶏冠)+ spermum(種子)が語源です。

erubescens・・・・・「紅くなった」

【主な種類と品種】

ピンクと白花があります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

4〜5月頃が植え付けの適期です。鉢植えの場合は、吊り鉢やあんどん仕立てにして育てます。生育が旺盛ですので7〜8号鉢程度の大きさの鉢を使います。

一年草ですので庭植えもできます。庭植えの場合は、トレリスなどに這わしていきます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、もしくは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

ロフォス

植え場所・置き場所

鉢植えは、夏場以外は半日以上日の当たる場所に置きます。庭に植える場合は、夏の西日が遮れる様なところに植え付けます。

日常の管理

植え付け後、つるが伸び始めたら摘芯をしてやります。

あんどん仕立てやトレリスに這わす場合は、つるの伸びにあわせて、適宜に誘引をしていきます。

夏の管理

夏の西日に当たると葉焼けをしますので、西日が遮れる場所に置くようにします。

肥料

花期が長いので、定期的に緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

今のところ、特にはありません。

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