アサリナ |
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【アサリナについて】 |
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アサリナは、メキシコ原産のオオバコ科キリカズラ属の春まき一年草です。この属には16種ほどがあるようですが、通常、アサリナとして流通しているのは、ツタバキリガラスと呼ばれるアサリナ・バルクライアナ(A. barclaiana) です。 ツル性ですのでネットやフェンスに這わせたり、アンドン仕立てなどにして育てます。草勢が強く、誘引の作業さえいとわなければ丈夫で育てやすく、夏から霜の降りる頃まで花が咲いてくれます。 【栽培メモ】 発芽もよく、小苗の生育もよいので育苗はそれほど難しくはありませんでした。3月末に簡易ハウスに播いて育てネットに這わせたら、開花は7月初めになりました。10cm角のキュウリ用のネットを使いましたが、よく絡んでいきました。 なお、アサガオと比較すると、茎はずっと細く伸びも比較的緩やかですので、誘引作業は楽でした。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【アサリナの概要】 |
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草丈 ツル性で、2〜3mは伸びます。 花 花径は4〜5pほどで、花色は青、紫、白などです。夏から秋の終わりまで長く咲きます。 耐寒性・耐暑性
本来は宿根草ですが、寒さに弱いので春まき一年草として扱われています。耐暑性は強く、真夏の暑さも苦にしません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい(ネットなどの準備や誘引作業が必要) (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Asarina・・・・・キンギョソウを意味するスペイン語に由来します。 barclaiana・・・・・19世紀イギリスの植物学者 Robert Barclay への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ ネットなどは早めに準備し、誘引作業を怠らないようにします。 タネまき 発芽適温が20〜25度と高いため、4月下旬〜5月がタネまきの適期です。 箱播きもできなくはありませんが、後の手間を考えると3号のポリポットに2〜3粒ずつ播く方が簡単です。覆土はタネが隠れる程度にします。 ポットに播いた場合は、発芽後、苗の生育状況を見てしっかりした苗を1本残し、他は間引きします。箱まきしたものは、本葉が3〜4枚になったらポリポットに植え替えて苗を育てます。 植え付け 庭に植えるときは、前もって苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておきます。 ツルが伸びてきて、ポットに根が回ったら、庭やプランターなどに定植します。だんだんとツルの伸びが速くなりますので、伸び過ぎないうちに定植します。 庭に植えるときは、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり5〜10Lほど入れて、庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、もしくは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 株間 庭に植えるときは25p程度、プランターに植えるなら60cmの標準のプランターで3株程度が目安です。 植え場所・置き場所 日当たりのよいところに植え付けます。日当たりが悪いと花付きが悪くなります。 ただし、夏の西日が長く当たると葉焼けすることがありますので、こうした場所は避けたほうが賢明です。鉢やプランターも同様です。 日常の管理 本葉が6〜7枚程度になったら摘芯をして、枝数を増やすようにします。 庭やプランターに植えたときは、ネットやフェンスに絡ませていきますが、つるがよく伸びますので、早めに準備します。 気温が上がるにつれてツルの伸びが旺盛になりますが、誘引をしないとなかなか上に伸びていかないので、遅れないように誘引します。鉢に植えた場合は、アンドン仕立てにしてツルを伸ばしていきます。 鉢やプランターは、過湿にならないようにしますが、夏場は乾燥させすぎないよう注意します。 長い間咲きますので、咲き終わった花がらはこまめに取ってやります。 肥料 庭に植えつける場合は、化成肥料を1u当たり30〜50gほど施し、後は、月に1回程度追肥します。 鉢やプランターに市販の草花用培養土を使うときは、あらかじめ肥料分が入っていますので、植え付け後、苗の生育状況を見ながら月に1回ほど緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 あまり被害を与えるようなものはありません。 |
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