ロケア

ロケアの花
写真 ロケア
撮影時期 2016.6.10
栽培状況 開花株購入

科名

ベンケイソウ科

属名

ロケア属

学名

Rochea coccinea

園芸分類

多肉植物

別名

クレナイロケア

原産地

南アフリカ

主な用途

鉢植え

花期

5〜6月

【ロケアについて】

ロケアは、南アフリカ共和国のケープ州原産のベンケイソウ科ロケア属の多肉植物で、5月頃になると園芸店やホームセンターなどで見かける花です。自生地が山岳地域とされていますので、多肉植物用もしくはサボテン用の培養土に植えて、乾燥気味に育てる必要があります。

過湿にならないよう注意すれば大丈夫ですが、耐暑性があまりないので、関東以西の温暖地での栽培はやや難しいと言えます。

【栽培メモ】

水はけのよい用土に植え替えて育ててみましたが、夏を越すことができませんでした。香南市野市町の夏の暑さに耐えられなかったようです。

花はなかなか魅力がありますので、1年ものと思っても十分に楽しめました。

【育て方は下へ ↓ 】

【ロケアの概要】

草丈

30〜40p程度です。

つぼみを見ると大きめの花が咲きそうですが、写真のように花径1pほどの小さな花です。ただし、ひとつの花茎にたくさん咲きますので見栄えがします。

花色は赤色が多いようですが、色変わりもあります。

ロケアの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 弱い

耐寒性、耐暑性が弱く、環境適応力が弱いと言えます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Rochea・・・・・フランスの植物学者 Francois de la Roche への献名

coccinea・・・・・「深紅色の」

【主な種類と品種】

園芸店やホームセンターなどでは、赤花の品種のほか、花色が白から赤く変化する品種が売られています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 夏は涼しいところに置きます。

※ 過湿にしないことが肝要です。

植え付け

5月頃つぼみの付いた鉢物が出回りますので、これを買って育てます。多湿に弱く、耐寒性もありませんので鉢での栽培になります。

購入した株の鉢が小さすぎて根詰まり気味の場合は、根鉢をあまり崩さないようにして、一回り大きい鉢に植え付けます。

鉢植えの用土

多肉植物用の培養土など、水はけのよい用土を使うことが大切です。

ロケアの花

置き場所

日当たりを好みますが、夏場は日陰の涼しいところで管理します。

また、年間を通じて雨のかからないところが適しています。特に、梅雨時などの長雨には当てないようにします。

植え替え

花が終わったら、切り戻しをして植え替えます。

日常の管理

とにかく過湿にしないことが肝要で、水やりは鉢土がよく乾いてから行うと安全です。

花が終わったら、3分の1程度に切り戻ししますが、温暖地では、夏越しが難しいです。

夏の管理

耐暑性が弱いので、風通しのよい明るい日陰など、雨のかからない涼しいところに置きます。

冬の管理

耐寒性が弱いので、寒くなってきたら室内に取り込みます。

ふやし方

挿し芽が可能で、5〜6月頃にわき芽を挿せば発根します。

肥料

肥料はあまり必要としません。

病気・害虫

特にないようですが、温暖地では、夏場に蒸れて枯れることがよくあります。

ページのトップに戻ります。このページのトップへ
一覧へ戻ります。一覧に戻ります。