ロウバイ |
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【ロウバイについて】 |
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ロウバイは、中国原産のロウバイ科の落葉中木です。温暖地ではお正月に咲いている数少ない花木のひとつですので、よく植えられています。写真のように、葉が出る前に花が咲き、花はよい香りを持っています。花の中心部が暗紫色のロウバイよりも、花全体が黄色くなるソシンロウバイが一般にはよく栽培されています。 ロウバイという名前は、花がろう細工のように見えることに由来すると言われています。また、古名をカラウメと言いますが、これは、中国から来たウメという意味です。 【栽培メモ】 思っていた以上に樹勢が強く、長い枝が伸びて樹形が乱れますので、毎年の剪定が欠かせません。 寒い日にこの花が咲いているのを見ると、少し気持ちが和みます。とてもよい香りをもっていますので、よけいそう思うのかもしれません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ロウバイの概要】 |
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樹高 落葉中木で、樹高は3mほどになりますが、剪定をすればもっと低く抑えられます。 花 花径2pほどの小さな花で、下向きか横向きに咲きます。色は淡黄〜黄色です。 花全体が黄色くなる種類は、ソシンロウバイと呼ばれます。 耐寒性・耐暑性
耐寒、耐暑性があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Chimonanthus・・・・・ギリシャ語の cheimon(冬)+anthos(花)に由来します。 praecox・・・・・「早咲きの」 |
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【主な種類と品種】 |
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以下の品種はソシンロウバイの園芸種と思われます。
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 枝がよく伸びることから、毎年剪定して樹形を整えます。 植え付け 秋は11〜12月、春は2月中旬〜3月が植えつけの適期です。移植を好みませんので、植えつけ場所の選定は慎重に行います。 腐食質に富む肥沃な土壌を好みますので、植え穴に腐葉土などを入れて庭土とよく混ぜて植えつけます。 植え場所 日当たりのよいところを好みます。日当たりが悪いと花付きがよくありません。 日常の管理 台木から芽が出たときは早めに切り取りします。 また、地際から出る徒長枝は早めに切り取ります。 剪定 枝がよく伸びるので、放任すると樹形が乱れてしまいます。 また、徒長枝には花芽が付きませんので、長い枝を切り詰めるとともに、混み合った枝を切り取って樹形を整えます。 時期は、花芽が確認できる11月以降が適期です。開花時期までに剪定ができなかった場合は、花が終わった直後が適当です。 肥料 ロウバイは成長力が強く、やせ地でない限り多肥にしなくてもよく生育します。 施肥は幼木の時だけで十分です。2月下旬ごろ油カスと化成肥料を等量にしたものを株元に与えます。成木になったら必要ありません。 病気・害虫 特にありません。 |
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