ルリマツリ |
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【ルリマツリについて】 |
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ルリマツリは、イソマツ科ルリマツリ属の非耐寒性の低木です。耐寒性が弱いという点を除けば丈夫で育てやすい花木です。初夏から秋にかけて、細長く伸びた枝先に青色〜薄青色の小さな花がたくさん咲きます。暑い夏に涼しげな色の花は何とも言えません。 同属の近縁種にアカマツリがありますが、こちらは文字どおり赤い花が咲きます ルリマツリの生育は旺盛で、左右に枝を広げ、大きな株になります。また、花期が長く、最近の温暖化のせいでしょうか、香南市野市町周辺では11月になっても花が咲いています。 【栽培メモ】 以前、庭に植えて、特段の霜除けをせず、そのままにしていたところ冬の寒さで枯れてしまいました。 次に栽培したときには、ビニールの袋を二重にかけて土寄せをしてあったところ、−3度まで気温が下がり、野市町にしては相当にきつい霜が降りた年がありましたが、地上部はすっかり枯れてしまったものの、春には芽を出してきました。 ということで、関東以西の温暖地では、十分に霜除けをすれば霜が降りるところでも庭植えができると思われます。それに、ここ数年の温暖化の影響で冬越しが楽になっています。2019年は年末になっても葉を落とさないでいましたが、一昔前には考えられなかったことです。 |
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【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ルリマツリの概要】 |
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樹高 1m程度になりますが、よく伸びると1.5m近くなります。 半つる性ですので、鉢植えの場合は、行灯仕立てにする場合が一般的です。 花 花径2pほどで、フロックスに似た花を手まり状につけます。 ブルーの色合いには品種によって濃淡があります。また、ブルー以外に白花もあります。 耐寒性・耐暑性
暑さには強いですが、耐寒性はありません。温暖地でも霜除けが必要です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Plumbago・・・・・鉛を意味する plumbum が語源です。 auriculata・・・・・「耳型の」、「耳状の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 勢いよく伸びた枝を初夏に切り戻しておきます。 ※ 関東以西の温暖地の場合、しっかり霜除けすれば庭植えで冬を越すことができます。 タネ播き 春には園芸店やホームセンターなどで苗木が売られていますし、花の咲く時期になると開花株が出回りますので、一般的には、これを買って育てます。タネも販売されていますので、タネから育てることもできます。 タネを播いて育てる場合は、十分に暖かくなった5月に播くようにします。箱播きでもポットに直接播いてもかまいません。箱播きしたものは本葉4〜5枚でポットや小鉢に植え替えます。 植え付け タネから育てた場合は、ポットの底から根が出はじめたら鉢や庭に植えつけます。定植する際、摘芯をして枝数を増やすようにします。 鉢植えにする場合、中の写真のように行灯仕立てにすると、見た目もきれいにつくることができます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 鉢植えの場合は、日当たりのよいところで管理します。一般には鉢植えで管理しますが、性質が強いので、春から秋は庭に植えて楽しむこともできます。ただし、この場合、根がよく張りますので、秋の終わりに鉢に取り上げるのが少々やっかいになります。 関東以西の温暖地で、庭に植えっぱなしにするときは、北風の当たらない家の南側に植えつけます。 植え替え 鉢植えの場合は、根がよく伸びますので、毎年植え替えた方がよく咲いてくれます。 植え替えの際は、古い土を半分ほど落として、一回り大きい鉢に植え替えます。時期は、4〜5月が適期です。 日常の管理 鉢植えの場合は、乾燥させすぎないように、特に夏場の水やりを忘れないようにします。 春から勢いよく伸びた枝を、初夏に切り戻して枝数を増やすと、まとまって花が咲きます。また、花後に切り戻しをしておくと再び花を楽しめます。 冬の管理 冬が近くなると枝葉が枯れてきますので、庭植えの場合は思いきって地際近くから切り戻しをして、しっかりと霜除けをしておきます。 鉢植えの場合も、切り戻しをして、温暖地であれば軒下の霜の当たらない場所に、寒冷地の場合は室内に取り込みます。冬場は、成長が止まりますので、水やりはごく控えめにします。 ふやし方 梅雨時に挿し木で増やすことができます。 肥料 植え込む際に緩効性肥料をやや多めに与えます。また、鉢植えの場合は、生育時に緩効性の固形肥料を定期的に置肥をします。 病気・害虫 特にはありません。 |
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