ルリタマアザミ Echinops ritro

ルリタマアザミの花
写真 ルリタマアザミ
撮影時期 2009.7.11
栽培条件 開花株購入(切り花)
科名・属名

キク科
ヒゴタイ属

園芸分類

宿根草

別名

ウラジロヒゴタイ

原産地

地中海沿岸
西アジア

用途

庭植え、鉢植え

花期

7〜8月

【ルリタマアザミについて】

ルリタマアザミは、夏に涼しげな花が咲くので魅力のある宿根草のひとつです。しかし、暖地の場合、高温多湿に弱いので栽培が難しいと言えます。

なお、ヒゴタイ属(エキノプス属)には、九州に自生するヒゴタイ(E. setifer)がありますが、ルリタマアザミと言えば、ヨーロッパ原産のリトロ種(E. ritro)を指し、‘ベッチーズブルー'などの園芸品種が流通しています。

ヒゴタイ属では、そのほかにそのほかにも‘プラチナムブルー’や‘ブルーグローブ’なども栽培されます。

栽培したところでは、ルリタマアザミの3種セットの苗を買った中で、最も耐暑性が強い品種のようで、なんとか成長して花をつけてくれました。

【花の特徴と性質】

草丈

70〜120pほどになります。

茎の先に花径3〜4pの球状の花を咲かせます。その名のとおり、花はブルーや青紫の涼しげな色です。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強いですが、高温多湿を苦手とします。

学名の説明

Echinops・・・・・ギリシャ語の echinos(ハリネズミ、ウニ)+ ops(似た姿の)が語源です。

ritro・・・・・「庭の」

【主な種類と品種】

‘ベッチーズブルー’
E. ritro
‘Veitchs Blue'

ルリタマアザミの代表的な品種です。草丈120p前後、青紫の花を咲かせます。

‘プラチナムブルー’
E. ruthenicus
‘Platinum Blue'

ルセニクス種で、草丈70〜100pほどの品種で青紫の花が鮮やかです。

‘ブルーグローブ’
E. bannaticus
‘Blue Glow'

バンナティクス種で、草丈1mほどの紫色の花です。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

タネから育てる場合は春、又は秋に播きます。

植え付け

タネを播いて育てた場合は、ポットに根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。

酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて、庭土とよく混ぜておきます。1週間ほどしたら、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lと化成肥料を50gほど撒いて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。

苗は、春によく出回りますので、これを買って植えつけると簡単です。

ルリタマアザミの花

鉢植えの用土

赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥(腐葉土)を4:3:3程度にした用土に苦土石灰を少し混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

日当たりと水はけのよいところを選びます。直根性で根が地中深く伸びますので、排水が悪いと根腐れの原因となります。

また、高温多湿に弱いので、水はけのよい土を深く入れて、夏の西日が遮れるところに植えつけます。

鉢やプランターは、秋から春までは日当たりのよいところで育てますが、夏は半日陰の涼しいところに置きます。

植え替え

2〜3年に1回程度株分けして、植え替えるとよく育ちます。植え替えは春又は秋に行います。

日常の管理

草丈が伸びると倒れやすくなりますので、そうした場合は支柱を立てます。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら午前中に水やりをします。

肥料

花壇に植えた場合は、春と秋に緩効性の化成肥料を株元に撒いておきます。緩効性の肥料を置き肥します。

鉢やプランターに植えた場合は、植えつけ、植え替え時に緩効性の肥料を鉢土に混ぜて植えつけ、後は、4〜6月ごろに月に2度ほど液肥を与えます。

病気・害虫

水はけが悪いと立ち枯れ病が発生します。また、梅雨期にウドンコ病が発生することがあります。

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