リシマキア |
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【リシマキアについて】 |
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リシマキアは、アジアやヨーロッパなどが原産のオカトラノオ属の多年草で、日本にも自生するオカトラノオがその仲間です。よく栽培されている種類は、這性のコンゲスティフォリア(L. congestiflora)や立性のプンクタータ(L. punctata)などです。 いずれも耐寒性は強いですが、耐暑性は種類によって異なり、プンクタータはやや弱く、コンゲスティフォリアは、もう少し耐暑性があります。温暖地で栽培する場合、やや短命な多年草と考えるべきかと思われます。 【栽培メモ】 コンゲスティフォリアの 'リッシー' や 'ミッドナイトサン' は比較的耐暑性があって育てやすかったです。 一方、プランターの苗をプランターに植えて育てたところ、花はまずまず咲きましたが短命に終わりました。また、アトロプルプレアをタネを播いて育てたところ、花を見ることはできましたが、耐暑性はやや弱いという印象でした。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【リシマキアの概要】 |
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草丈 立性のものと、地を這うタイプがあります。詳しくは、【主な種類と品種】を参照してください。 花 多くは黄色花ですが、濃い紫色の花が咲く種類もあります。詳しくは、【主な種類と品種】を参照してください。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はありますが、耐暑性が弱いものもあります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Lysimachia・・・・・マケドニア王の Lysimachos に由来します。 congestiflora・・・・・ congestus(集積した)+ flora(花)が語源です。 punctata・・・・・「細点のある」、「小点のある」 nummularia・・・・・「平円盤形の」 atropurpurea・・・・・ atro(暗い)+ purpurea(紫の)が語源です。 |
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【主な種類と品種】 |
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園芸店やホームセンターに出てくることは比較的少ないですが、種苗会社のカタログではよく見かけます。
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢やプランターで栽培している場合は、夏は半日陰の涼しいところに置いて育てます。 タネまき プンクタータやアトロパープレアなどの種類は、タネが販売されていますのでタネから育てることができます。 発芽適温は20度ほどですので9月中旬〜10月上旬にまき、タネが見え隠れする程度に軽く覆土します。播いた後は、タネが細かいので霧吹きなどで吸水させます。 発芽後、本葉が3〜4枚になったら、ポットや小鉢に植え替えて苗を育てます。 植え付け 庭に植えても、鉢植えでも育てられます。横に広がる品種は、駄温鉢よりも浅底の丸型で、径の大きなプランターが適しています。 タネを播いて育てた場合は、ポットの底に根が回ったら庭やプランターなどに定植します。 庭に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れ、化成肥料も入れて、庭土を深さ20〜30cmほど耕してから植えつけます。 苗を購入した場合は、鉢やポットに植わっていますので、そのまま庭に植えてもよいですし、購入した鉢が小さければ、一回り若しくは二回り大きい鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 日当たりは勿論、半日陰地でもよく育ちます。一般的に耐暑性がそれほど強くないので、鉢やプランターで栽培している場合は、夏は半日陰の涼しいところに置いて育てます。 庭植えも、水はけがよく、夏は半日陰になるようなところに植え付けます。 株間 30cmほどにします。横に広がるコンゲスティフォリアなどの品種は、もう少し広げて植えてもかまいません。 植え替え 2年に1回程度、3〜4月に株分けを兼ねて植え替えます。秋の10〜11月でも差し支えありません。 コンゲスティフォリアやムンムラリアは、1年もすると株が鉢やプランターいっぱいに広がりますので毎年植え替えます。 日常の管理 鉢やプランターに植えた場合は、夏場に乾燥させ過ぎないように注意します。地植えの場合も、夏場、晴天が続くときには十分に灌水してやります。 プンクタータやアトロプルプレアは、花後に切り戻しをしておきます。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくします。 ふやし方 春に植え替えるときに、株分けをして増やすことができます。ヌンムラリアなどは、横に伸びた茎から根が出ますので、発根した部分を掘り取って別の鉢に植え替えます。 肥料 庭に植えている場合は、3月と花後に緩効性の化成肥料を与えます。 鉢やプランターは、植えつけ時に緩効性の肥料を与え、生育期に月に1回ほど置肥をするか液体肥料を10日に1度程度与えます。 病気・害虫 特にないようですが、夏の高温多湿で蒸れて枯れることがあります。 |
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