リナム |
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【リナムについて】 |
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リナムというのは、アマ属の属名ですが、園芸として栽培されているのは、アルジェリアなど北アフリカ原産のグランディフローラム(Linum grandiflorum)です。花色は、‘ブルードレス’のように青紫が普通ですが、変種に真っ赤な花が咲くベニバナアマがあります。本来なら一緒にすべきですがベニバナアマとしてタネも売られていますので別にしてあります。どちらも、まとめて植えると一層見栄えがします。 アマ属の中では、ヨーロッパ原産の宿根アマ(L. perenne)も栽培されています。なお、アマ(l. usititissimum)は、有用植物として広く栽培されています。 【栽培メモ】 気温が比較的高い9月下旬に播いたときは、ポリポットに播いた苗は順調に育ちましたが、育苗箱に播いた方はポットに植え替えた後、植え傷みする株が出ました。 以前、10月中旬に育苗箱に播いたときは、早めにポットに植え替えて育てました。このときは、植え替え後、少し日陰に置いていましたし、気温も低めだったので、さほど問題はありませんでした。しかし、後々の手間を考えるとポリポットに直接播いた方が無難のようです。 |
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【リナムの概要】 |
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草丈 40〜50pほどです。 花 花径3.5p程度の光沢のある花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強く、庭植えで問題なく育ちます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Linum grandiflorum 学名の説明 Linum・・・・・linon(糸)が語源です。 grandiflorum・・・・・「大きい花の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 摘芯をして枝数を増やしてやると花付きがよくなります。 タネまき リナムは移植を嫌いますので、通常はポリポットやセルトレイに播いて育苗します。発芽適温が15〜20度ですので、9月下旬〜10月中旬に播き、覆土は2mmほどにします。 植え付け ポットの底に根が回ってきたら、できるだけ根をいためないように、ていねいに植えつけます。そのまま育てるとほとんど分枝しないので、植え付けの際、摘芯をして枝数を増やようにします。 花壇に植える場合は、腐葉土もしくはバーク堆肥を1u当たり10Lほど入れ、化成肥料も撒いてから庭土を深さ30cmほど耕しておきます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 あまり横には広がりませんので、20cm程度にします。少し詰めて植えた方が見映えがします。 植え場所・置き場所 日当たりと水はけのよいところに植え付けますが、半日程度日の当たるところでも問題ありません。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 鉢やプランターに植えた場合は、過湿にならないようにします。 冬の管理 本来、耐寒性は強く霜除けの必要はありませんが、厳冬期は不織布でトンネルをすると生育が早まり、春先に充実した株になります。 肥料 花壇に植える場合は、それほど必要としません。逆に多肥にすると伸びすぎて倒伏しやすくなります。植え込み時に化成肥料を1u当たり30gほど入れて庭土とよく混ぜておきます。追肥はほとんど必要ありません。 鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、暖かくなったら2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 特にありません。 |
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