ユキワリソウ |
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【ユキワリソウについて】 |
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ユキワリソウ(雪割草)は、キンポウゲ科スハマソウ属の宿根草で、大きくはミスミソウとスハマソウを総称したものがこの名前で呼ばれています。園芸品種としてのユキワリソウは、一般には、ミスミソウ、その中でもオオミスミソウの品種が広く流通しています。 早春の花として昔から栽培されてきましたが、花の形態が極めて変化に富んでおり、カタログなどを見るとびっくりするような値が付いているものがあります。もっとも、品種を選ばなければ安いものが手に入りますし、こうした株の花でも十分に楽しめます。 【栽培メモ】 耐暑性が問題ですが、鉢植えで、何とか夏を越して花が咲きました。もっとも、香南市野市町のような高知県の平野部では、カタログなどに出ている写真のように咲かせるのは難しいと言わざるを得ません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ユキワリソウの概要】 |
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草丈 10〜15pほどです。 花 花径は2〜3pで、一重咲が一般的ですが八重咲きから千重咲まで様々な花形のものがあります。花色も白、淡桃色、桃色ピンク、赤、淡紫、紫、緑など多彩です。 耐寒性・耐暑性
耐暑性はやや弱いとは言え、温暖地でも夏を越せないことはありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 (温暖地では)やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Hepatica・・・・・ hepaticus(肝臓)が語源です。 nobilis・・・・・「気品のある」、「立派な」 |
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【主な種類と品種】 |
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園芸品種はたくさんありますので、基本種を紹介しておきます。
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢植えは、11月ごろから4月ごろまでは日当たりのよいところに、それ以外の時期は明るい日陰に置きます。 植え付け 園芸店やホームセンターなどでは2月ごろにポットに植えられた開花株が出回ることが多いですので、通常は、これを買って育てます。種苗会社などのカタログには、花色と花型の美しい品種が出ていますが、かなり高価です。 ポット苗を購入したときは、根鉢を崩さないようにして早めに植えつけます。鉢植え、庭植えいずれでもかまいませんが、高温多湿を嫌いますので、温暖地で育てる場合は季節によって栽培環境を変えられる鉢植えの方が管理が楽です。 鉢植えの用土 鉢植えの場合は、市販の山野草培養土もしくは日向土と鹿沼土を同量に混ぜた用土などを使います。 植え場所・置き場所 庭植えの場合は、落葉樹の下などに植え付けます。 鉢植えは、11月ごろから4月ごろまでは日当たりのよいところに置きます。それ以外の時期は明るい日陰に置きます。 植え替え 鉢植えは、2年に1回を目安に植え替えます。時期は、花後もしくは9月下旬ごろが適期です。 日常の管理 花後から新芽が充実するまでの間は、乾燥させ過ぎないように注意します。 終わった花は花茎の元から切り取っておきます。また、新しい葉が充実してきたら古い葉を切り取っておきます。 夏の管理 5月〜10月頃までは直射日光を避け、明るい日陰で育てます。また、暑い時期は過湿にならないようにします。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますが、鉢植えの場合は、強い北風が当たるような場所は避けます。 鉢土が乾いたら水やりをします。 ふやし方 通常は、植え替えの時に株分けで増やすことができます。 肥料 花後から6月ごろ、そして9月下旬〜10月ごろに2週間に1回程度液肥を与えます。梅雨明けから秋の彼岸頃までは肥料は与えません。 病気・害虫 サビ病が発生することがあります。 |
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