ヤナギバヒマワリ |
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【ヤナギバヒマワリについて】 |
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ヤナギバヒマワリ(柳葉ひまわり)は、北アメリカのミズーリ州が原産のキク科ヒマワリ属の宿根草です。宿根ヒマワリの仲間ですが、種小名のとおり、葉が柳の葉のように細長いことからその名前が付けられています。 開花時には株を覆うように咲きますので、花の少ない時期だけに非常によく目立ちます。また、丈夫で育てやすい点も魅力的な宿根草です。 【栽培メモ】 育てやすい宿根草で、例年ですと8月の終わり頃にぼつぼつ咲き始めて、9月下旬から10月に満開になります。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ヤナギバヒマワリの概要】 |
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草丈 摘芯をすれば80p〜1mになりますが、放任すると1.5mぐらいになって倒れやすくなります。 葉に特徴があり、一度見ると名前の由来がよくわかります。 花 花は、黄色で小輪ですが、株を覆うように咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性もあり、花後しばらくして地上部が枯れますが、12月には地際に新しい芽が顔を出します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Helianthus・・・・・ギリシャ語の helios(太陽)+ anthos(花)が語源です。 salicifolius・・・・・「ヤナギ属に似た葉の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 草丈が15〜20pのときに摘芯します。 植え付け ポット苗が園芸店やホームセンターなどで販売されていますので、これを買って植えつけます。春が植えつけの適期です。 園芸店やホームセンターなどでは、秋にも苗が販売されていることがありますが、通常はポット苗ですので温暖地の場合は秋に植えても差し支えありません。 庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の三分の一程度の腐葉土若しくはバーク堆肥と化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 庭に植える場合は30pほどにします。60cmのプランターの場合は、2〜3株程度が目安です。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。水はけが悪いと生育が悪くなります。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。 植え替え 庭に植えた場合は、株が混んできたら株分けを兼ねて植え替えます。 鉢やプランターに植えた場合は、毎年植え替えます。時期は、4月頃が適期です。 日常の管理 鉢やプランターに植えた場合は、夏場、乾燥させすぎないようにします。 草丈が15〜20pのときに摘芯すると、よく分枝するので、開花時はにぎやかになります。伸びすぎて倒れないようにするためにも摘芯は欠かせません。成育状況にもよりますが、草丈を押さえるため、必要なら、もう一回摘芯をしてもよいと思います。 花が終わったら、全体を切り戻しておきます。 冬の管理 冬が来るころには、地際に新しい芽が出てきますので、古い枝を地際で切り取っておきます。 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくします。 ふやし方 株分けで増やすことができます。 肥料 伸びすぎて倒れやすくなりますので、肥料は控えめにします。庭植えの場合は、春と秋に化成肥料を少し株元に施します。 鉢やプランターに植える場合は、植え付け、植え替え時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、生育期間中、定期的に緩効性の固形肥料を置肥するか、2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 ときたま、うどんこ病が発生することがあります。また、アブラムシを見つけたら、早めに駆除しておきます。 |
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