ユスラウメ |
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【ユスラウメについて】 |
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ユスラウメは、中国原産のバラ科ニワザクラ属の落葉中木です。3〜4月に咲く花もきれいですが、6月頃に赤く色づく果実が印象に残ります。1本で実がなり、熟すと生食できますが、実が小さいことと、傷みが早いのでほとんど流通することはありません。食用というよりは、もっぱら観賞用に植えられています。 なお、ユスラというのは、韓国名の Yi-su-lat から転化したものと言われています。また、枝をゆすって実を落とすから、という説もあります。 子供の頃には、「ゆすって、ゆすって、ユスランメ」と歌いながら、木をゆすって実を集めたような、そんな記憶があります。ずいぶんと昔の話ですが・・・。 【栽培メモ】 庭植えにしていますが、樹勢が強く、植えた翌年には思っていた以上に木が大きくなりました。その後も枝がよく伸びますので、狭い場所に植えたため、毎年の剪定が必要になっています。 |
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【ユスラウメの概要】 |
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樹高 2〜3mほどになります。 花 花は、白〜淡桃色の一重の5弁花で、1箇所に1〜2花咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性が強く、全国で植えることができます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Microcerasus tomentosa 学名の説明 Microcerasus・・・・・ギリシャ語の micro(小さい)+ cerasus(さくら)が語源です。 tomentosa・・・・・「ビロード毛のある」 |
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【主な種類と品種】 |
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特に品種名の付いたものはないようです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ スペースに余裕がないとはきは、落葉期に伸びすぎた枝を剪定します。 植え付け 12月もしくは2月中旬〜3月上旬頃に植えつけます。土質はさほど選びません。木がすぐに大きくなりますので、鉢植えでは厳しいかと思われます。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え付けた後はたっぷりと水やりをして、支柱をしておきます。 植え場所 日当たりを好みますが、半日陰でも育てられます。ただし、日がよく当たるところに植えた方が実付きがよくなります。 日常の管理 実がたくさん付きすぎると木が弱りますので、5月になったら摘果をして果実を減らします。 剪定 自然樹形で育てることができますが、年数がたつにつれ木がかなり大きくなります。したがって、スペースに余裕がないとはきは、落葉期に伸びすぎた枝を剪定します。 肥料 冬に寒肥として有機質肥料を株の周りに施します。樹勢が強いため量は少なめで差し支えありません。 病気・害虫 ウメシロカイガラムシが発生したら、ブラシや竹べらなどそぎ落としておきます。また、オビカレハが発生したら殺虫剤をかけて駆除しておきます。 |
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