メラスフェルラ

メラスフェルラの花
写真 メラスフェルラ
撮影時期 2019.3.26
栽培状況 鉢植え

科名

アヤメ科

属名

メラスフェルラ属

学名

Melasphaerula ramosa

園芸分類

秋植え球根

別名

(特にありません)

原産地

南アフリカのケープ地方

主な用途

鉢植え

花期

4月

【メラスフェルラについて】

メラスフェルラは、南アフリカのケープ地方原産のアヤメ科メラスフェルラ属の非耐寒性球根です。花茎が長く伸びて、その先に小さな黄色の花が咲きます。

派手な咲き方ではありませんが、花茎が長く伸びますので切り花として楽しめます。その際は、脇役としての利用になるかと思われます。

【栽培メモ】

早咲きで、2月になると花茎が伸び始め、2019年は暖冬でしたので下旬になると段々と花が咲き出しました。丈夫ですので栽培は容易です。

【育て方は下へ ↓ 】

【メラスフェルラの概要】

草丈

50〜70pほどになります。

花茎が長く伸びて、その先に小さな黄色の花が咲きます。

メラスフェルラの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 (夏は休眠)

耐寒性はなく、霜に当たると傷みます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Melasphaerula・・・・・ギリシャ語の melas (黒い) + sphaerula (小さな球)が語源です。球根の形状に由来します。

ramosa・・・・・「分枝の」、「枝のある」

【主な種類と品種】

メラスフェルラ属は、1属1種です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 関東以西の温暖地では、冬は霜の当たらない軒下に置きます。

植え付け

10月が植え付けの適期です。耐寒性がないので、通常は、鉢での栽培となります。

植え付けの深さ

球根の2倍ほどの深さに植え付けましたが、全く問題ありませんでした。

メラスフェルラの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

置き場所

日当たりのよいところで管理します。

株間

3pほどにします。

植え替え

毎年植え替えるようにします。

日常の管理

花茎が長く伸びますので、場合によっては支柱が必要になります。また、花茎が伸びてきたら、花茎が日の当たる方に傾きすぎないよう、適宜に鉢の向きを変えるようにします。

休眠期の管理

6月に入ると次第に葉が枯れてきて休眠期に入りますので、葉が枯れてきたら球根を掘り上げます。

若しくは、葉が黄色くなってきたら水やりを中して、雨の当たらないところで秋の植え替え時まで保管します。

掘り上げた場合は、水洗いして日陰で乾燥させます。球根が乾いたら、ネットの袋などに入れて、秋の植え付け時まで保管しておきます。保管場所は、雨の当たらない日陰の風通しのよいところにします。

冬の管理

霜に当たると傷みますので、関東以西の温暖地では霜の当たらない軒下に置きます。その他の地域では、室内に置いた方が安全です。

肥料

植え付け時に緩効性の化成肥料を用土に混ぜ込みます。あとは、生育期間に液肥を時々与えます。

病気・害虫

特にはありません。

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