ムレスズメ

ムレスズメの花
写真 ムレスズメ
撮影時期 2005.4.9
栽培状況 庭植え

科名

マメ科

属名

ムレスズメ属

学名

Caragana chamlagu

園芸分類

落葉低木

別名

(特にありません)

原産地

中国

主な用途

庭植え

花期

4月

【ムレスズメについて】

ムレスズメは、中国北部が原産のマメ科ムレスズメ属の落葉低木で、江戸時代には渡来したと言われています。下向きの花が枝にたくさん咲いている様子がスズメが群れて止まっているのに似ているところから、その名前がついています。

春に咲く花としてはすこし地味かもしれませんが、黄色の花がにぎやかに咲いてくれます。丈夫な木ですが、繁殖力が強いことと、長い刺がありますので、その点注意をする必要があります。

【栽培メモ】

庭植にしたところ、地下茎が伸びてあちこちから芽が出てきました。ですので、低木であまり大きくならないとは言え、放任すると厄介なことになります。

【育て方は下へ ↓ 】

【この花の概要】

樹高

樹高は1mほどで、叢生します。

長さ2pほどの黄色の花で、次第に赤みを帯びていきます。枝から下向きに花をつけます。

ムレスズメの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

比較的強いですが、寒地での栽培は難しいようです。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Caragana・・・・・この属に付けられたモンゴル名の caragon が語源です。

sinica・・・・・「中国の」

【主な種類と品種】

特にありません。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 増えすぎて困らないようなところに植えつけます。

植え付け

10〜11月か3月に植え付けます。繁殖力が非常に強いので、庭に植えるときは、増えすぎて困ることのないよう場所を考えて植えつけます。

もっとも、それほど大きくなることはないので、鉢植えでも十分に育てることができます。

ムレスズメの花

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

剪定

剪定は花後に行います。その際、鋭いトゲがありますので注意が必要です。

ふやし方

繁殖は株分け増やすことができますし、根のついたヒコバエを取って植え付けることもできます。

肥料

庭植えは、ほとんど必要ありません。

鉢植えの場合は、春先に緩効性の肥料を与えておく程度で、多肥にする必要はありません。

病気・害虫

特にないようです。

ページのトップに戻ります。このページのトップへ
一覧へ戻ります。一覧に戻ります。