ムシャリンドウ |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【ムシャリンドウについて】 |
||||||||||||||||
ムシャリンドウは、シソ科ムシャリンドウ属の宿根草で、本州中部地方以北、北海道、朝鮮半島、中国北部、東シベリアに自生しています。リンドウと付いていますがリンドウとは科も属も異なります。 名前の由来について、牧野富太郎博士は、滋賀県の武佐に自生するリンドウということで名付けられたのではないかと述べられていますが、滋賀県では発見されていません。もっとも、滋賀県近江八幡市の武佐町(むさちょう)では保存会があって、ムシャリンドウを大切に育てているとのことです。 【栽培メモ】 以前、庭植えで育てていましたが、花が咲くところまでは比較的よく生育していましたが、夏越しはできず、その後、消えてしまいました。 今度は、水はけのよい用土を使って鉢植えにして育てているところです。夏場、午前中に2時間ほど日の当たるところに置いてあったところ、今度は、それほど傷むことなく夏を越しました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
||||||||||||||||
【ムシャリンドウの概要】 |
||||||||||||||||
草丈 15〜40pほどで、株は横に広がります。 花 茎の頂部に咲き、花色は青紫です。 耐寒性・耐暑性
寒性は強く、耐暑性も比較的ありますので温暖地でも涼しい環境で栽培すれば夏を越せます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Dracocephalum・・・・・ギリシャ語の dracon(竜)+ cephala(頭)が語源です。 argunense・・・・・「(ロシアと中国の)アルグン地域の」 |
||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
||||||||||||||||
変種などはないようです。 |
||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 水はけのよい用土を使います。 ※ 夏場は、涼しいところに置きます。 植え付け 春又は秋に植え付けます。小型の宿根草ですし、比較的耐暑性があるとはいえ、夏の高温がやや苦手ですので、関東以西の温暖地では、季節によって栽培環境の変えられる鉢植えが適しています。 また、庭に植えると、ほかの草花に負けてしまうそれがあります。 鉢植えの用土 山野草の培養土など水はけのよい用土を使います。私は、赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:4:2程度に混ぜた用土を使っていますが、問題なく育っています。 植え場所・置き場所 自生地では日当たりのよい草地に生えていますが、涼しいところですので、関東以西の温暖地で栽培するなら鉢植えは11月〜4月は日当たりのよい場所で、5〜6月と10月は半日陰に置きます。 植え替え 鉢植えは、毎年、もしくは2年に1回を目安に植え替えをします。植え替えを怠ると水はけが悪くなり、夏越しが厳しくなります。 夏の管理 夏の高温多湿を嫌いますので、鉢植えは、夏が来たら半日陰に、真夏は明るい日陰に置きます。 冬の管理 耐寒性は強く、戸外で冬を越します。 肥料 鉢やプランターで育てる場合は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥しますが量は控えめでかまいません。 病気・害虫 特にはないようです。 |
||||||||||||||||
このページのトップへ 一覧に戻ります。 |