メキシコノボタン |
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【メキシコノボタンについて】 |
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メキシコノボタンは、メキシコやグアテマラなどが原産のノボタン科メキシコノボタン属の多年草で、耐寒性はありません。つる性ですが、ほふく性で横に伸びますので、支柱などは必要ありません。また、伸び方も比較的ゆっくりで、プランターなどに植えても、つるを持て余すということはありません。 きれいな赤紫の花をたくさん付けますので、開花時には人目を引きます。ほふく性ですので、吊り鉢として利用することもできます。 ところで、この花は、ヒメノボタンという名前で流通していることがありますが、これは、いわば園芸上の俗称で、ヒメノボタンという標準和名を持つ植物が別にあります。それは、紀伊半島以西の四国、九州などに分布しているヒメノボタン属の宿根草(Osbeckia chinensis)で、絶滅危惧U類に指定されています。 【栽培メモ】 小型のプランターで育てていましたが、乾燥しすぎると、とても弱りましたので水切れさせないようする必要があります。耐寒性はありませんが、暖房のない室内で冬を越しました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【メキシコノボタンの概要】 |
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草丈 這い性ですので、上に伸びず、横に広がります。 花 花径3pほどの赤紫の花が咲きます。花時はたくさんの花がまとまって咲きますので、人目を惹きます。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いですが、耐寒性はありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Heterocentron・・・・・ギリシャ語の heteros(異なる、他の)+ kentron(刺)が語源です。 elegans・・・・・「優美な」 |
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【主な種類と品種】 |
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ヒメノボタンとして出回っていることがあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ よく根が張りますので、株分けを兼ねて毎年植え替えます。 植え付け 春に、園芸店やホームセンターなどで株が売られていることが多いので、これを買って育てます。耐寒性が弱いので、通常は鉢植えで育てます。 購入した株の鉢が小さくて根詰まり気味の場合は、一回りもしくは二回り大きめの鉢やプランターに植え替えます。なお、開花株の場合は、あまり根鉢を崩さないようにして植え付けます。 ほふく性ですので、一般的な駄温鉢よりも底の浅い丸形のプランターなどが適しています。吊り鉢にして楽しむこともできます。 通常は鉢植えで育てますが、4月下旬ごろから10月中は花壇に植えて育てることもできます。花壇に植えるときは、腐葉土(又はバーク堆肥)を庭土とよく混ぜてから植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度の割合で混ぜた用土などを使います。 置き場所 日当たり、半日陰いずれの場所でもよく育ちます。夏の強光を嫌うので夏は半日陰で管理します。 植え替え よく根が張りますので、株分けを兼て、毎年植え替えます。時期は、花後が適当です。 植え替えをしないと、根詰まり気味になって株に元気がなくなり、花もあまり咲かなくなってしまいます。 日常の管理 生育期間中に水切れさせるとと非常に弱りますので、鉢植えの場合は水やりを忘れないようにします。特に、メキシコノボタンは枝がよく張って地表がまったく見えなくなりますので、乾燥しすぎに注意します。 伸びすぎた枝は、秋になったら切り戻しをします。 冬の管理 耐寒性が弱いので、花壇に植えた場合は、11月になったら切り戻しをして鉢やプランターに取り込みます。 鉢やプランターで育てている場合も、寒さが厳しくなる前に室内に取り込みます。水やりは控えめにして、やや乾燥気味に管理します。 ふやし方 株分けが最も簡単な方法です。挿し芽で増やすこともできます。 肥料 植え付け時に緩効性肥料を与えます。後は、夏と冬を除き2週間に1回程度液肥を与えます。 病気・害虫 特にはありません。 |
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