モントブレチア |
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【モントブレチアについて】 |
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モントブレチアは、南アフリカ原産のアヤメ科ヒオウギズイセン属の春植え球根で、この属のヒオウギズイセン(Crocosmia aurea)とヒメトウショウブ(C. pottsii)の園芸交雑種を指します。 ヒオウギズイセンは、草丈が1mほどでオレンジ色花が咲きます。黄色の染料が得られ、また、花を乾燥させて温水に浸すと、サフランのような香りがするようです。一方、ヒメトウショウブは、草丈が75〜90pほどで、オレンジ色の花が咲きます。 モントブレチアは、花壇に植えると植えっぱなしにできますが、あまりに丈夫なことから、在来種が野性化しているのをよく見かけます。それだけに、肥料を与えすぎると逆に徒長して花付きが悪くなるうえに、倒伏しやすくなりますので注意します。 なお、モントブレチアという名前は、旧の属名に由来します。新しい属名であるクロコスミア、あるいは、和名のヒメヒオウギズイセンと呼ばれることもあります。 【栽培メモ】 植えた年は期待するほど咲きませんでしたが、植えっぱなしにしておくと、次第に株が充実してよく咲くようになりました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【モントブレチアの概要】 |
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草丈 原種は草丈が伸びますが、園芸種は30〜50pほどになります。 花 赤、黄、オレンジの花色があります。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強く、また、耐寒性も比較的強いので温暖地では戸外で冬を越します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Crocosmia・・・・・ギリシャ語の krokos(サフラン)+ osme(香り)が語源です。 crocosmiiflora・・・・・「クロコスミアの花の」 aurea・・・・・「金色の」 pottsii・・・・・John Potts への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 球根が混みあってきて、花つきが悪くなってきたら植え替えます。 植え付け 花壇に植えても、鉢やプランターに植えてもよく育ちますが、花壇に植えた方が植えっぱなしにできますので手間がかかりません。3月中旬から4月頃が植え付けの適期です。 花壇に植えるときは、植え付け前に苦土石灰を撒いて庭土に混ぜておきます。その後で、腐葉土(又はバーク堆肥)と化成肥料も一緒に入れて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の球根用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 植え付けの深さ 花壇に植えるときは5p、プランターなどに植えるときは2〜3pほど球根の上に土が被る程度の深さにします。 株間 庭植えの場合は15〜20cm、鉢に植える場合は、6号鉢に5〜6球を目安に植え付けます。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、半日ぐらいしか日が当たらなくても花は咲きますが、日当たりのよいところが花つきはよくなります。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 花壇に植えた場合は、3〜4年くらいは植えっぱなしでかまいません。それぐらい経つと球根が混みあってきて、花つきが悪くなってきますので、掘り上げて植え替えます。 鉢やプランターに植えた場合は、毎年もしくは2年に1回植え替えます。 日常の管理 鉢やプランターに植えている場合は、乾燥させすぎないように、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。 花後は、早めに花茎を切り取っておきます。 冬の管理 戸外で冬を越しますが、寒さの厳しいところは、敷き藁をするなど霜除けをするか、秋に掘り上げて暖かいところで春まで保管します。 鉢やプランターに植えている場合、秋に掘り上げないのであれば、軒下など霜の当たらないところに移しておきます。冬場は、水やりはしません。 ふやし方 植え替えの時に分球して増やすことができます。成育が旺盛ですので、よく増えます。 肥料 花壇に植えた場合は、無肥料でもかまいません。 鉢やプランターに植えている場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を用土に混ぜて植え付け、4月になったら緩効性の化成肥料を少し与えます。 多肥にすると、葉ばかり茂って花付きが悪くなるので肥料は控えめにします。 病気・害虫 特にないようです。 |
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