メリオデンドロン

メリオデンドロンの花
写真 メリオデンドロン
撮影時期 2022.3.22
栽培状況 庭植え

科名・属名

エゴノキ科
メリオデンドロン属

園芸分類

落葉中木

別名

エゴノキ・メリオデンドロン

原産地

中国南部

用途

庭植え

花期

3〜4月

【メリオデンドロンについて】

メリオデンドロンは、中国南部原産のエゴノキ科メリオデンドロン属の落葉中木です。エゴノキ・メリオデンドロンとも呼ばれていますが、エゴノキ属の花木ではありません。

花はエゴノキよりも大きな淡いピンクの一重の花で、葉が開く前に花が咲きます。エゴノキと同様に花が俯いて咲きます。

【栽培メモ】

庭植えにしていますが、木が小さいうちから咲き始めました。俯いて咲きますが、まだ木が小さいので下から見ることができません。もっとも、木の生育は比較的早いので、そのうちにと期待しています。

【メリオデンドロンの概要】

メリオデンドロンの花

樹高

3〜5mほどになるようです。木の生育は比較的早く、木が小さいうちから花が咲きます。

花径5〜6pほどの一重の花が俯いて咲きます。つぼみは桃色ですが、開花すると淡い色になります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

中国の南部原産で耐暑性が強く、また、耐寒性もあります。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Melliodendron xylocarpum

学名の説明

・・・・・ギリシャ語の meli(蜂蜜)+ dendron(木)

xylocarpum・・・・・「木果の」

【主な種類と品種】

流通しているのはピンクの花色で、'ロゼア'となっていることがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

落葉樹ですので、11〜12月、若しくは2〜3月頃が適期です。庭植えが適しているようですが、鉢植えでも、鉢増しをしていけばある程度までは栽培できそうです。

庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

植え付けた後はたっぷりと水やりをして、木がぐらつかないように支柱を立てておきます

メリオデンドロンの花

植え場所

日当たりのよいところに植え付けますが、半日陰でも問題ありません。ただし、西日が長く当たるようなところは避けた方が賢明です。

剪定

自然に樹形をつくっていきますので、剪定はさほど必要はありません。

肥料

庭植えの場合は、1〜2月頃に寒肥を与えるようにしますが、木がある程度大きくなればそれほど必要としません。

鉢植えは、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

テッポウムシに気をつけます。テッポウムシ予防樹脂フィルムを塗るなどして防除します。

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