メカルドニア

メカルドニアの花
写真 ‘モンフレール’
撮影時期 2011.5.14
栽培状況 鉢植え

科名・属名

オオバコ科
メカルドニア属

園芸分類

多年草
(一年草)

別名

(特にありません)

原産地

北アメリカ南部、中南米

用途

鉢植え

花期

5〜6月

【メカルドニアについて】

メカルドニアは、北アメリカ南部、中南米が原産のオオバコ科メカルドニア属の多年草です。ただし、霜に当たると枯れますので一年草扱いされることもあります。

現在、流通している品種は、メカルドニア属の種間交配種で、ほふく性で横に広がったり枝が下垂して、小さな黄色の花がたくさん咲きます。小型の植物ですので、鉢やプランターで育てるのにも向いています。

【栽培メモ】

丈夫で、花が少なくなる夏でも暑さに負けることなく、秋までよく咲いてくれました。

【メカルドニアの概要】

メカルドニアの花

草丈

ほふく性で、上には伸びず横に広がります。

花径1pほどの黄色の花が咲きます。花は小さいですが多花性です。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

耐暑性があり、夏でも咲き続けます。耐寒性はあまり強くありません。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Mecardonia hybrids

学名の説明

Mecardonia・・・・・バルセロナの植物園の創始者の一人である Anton Meca y Cardona への献名

hybrids・・・・・「雑種の」

【主な種類と品種】

‘ゴールドダスト’

小さな黄色の花が次々と咲きます。耐暑性の強い品種です。(写真:下)

‘モンフレール’

這性で横に広がります。暑さ、寒さに強い品種で小さな花がたくさん咲きます。(写真:上の2枚)

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

※ 鉢に植える場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

植え付け

5月頃に園芸店やホームセンターなどに苗が出てきますので、これを買って鉢やプランターに植えつけます。

一年草と割り切れば、花壇に植えて楽しむこともできますが、寒さにやや弱く、通常は鉢やプランターで栽培されます。また、ほふく性で、下にも垂れるので、吊り鉢にしたり、スタンドに載せたりして楽しみます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土が一般的です。

メカルドニアの花

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢に植える場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

植え替え

冬を越した株は、4月ごろ株分けを兼ねて植え替えます。

日常の管理

鉢やプランターの用土が乾いたら水やりします。過湿は苦手ですが、夏場の水切れに注意します。

冬の管理

寒さにはそれほど強くありませんが、温暖地であれば、鉢植えは軒下で冬を越すことができます。水やりは少なめにします。

ふやし方

挿し芽で増やすことができます。5〜6月又は9月ごろにバーミキュライトなどに挿します。

肥料

植え付け時に緩効性肥料を与えます。春と秋に、追肥として液肥を2週間に1回程度与えるか、もしくは緩効性の固形肥料を1ヶ月に1回程度置肥します。

病気・害虫

特にありません。

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