ムラサキルエリア |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
【ムラサキルエリアについて】 |
|||||||||||||||||||
ムラサキルエリアは、中米原産のキツネノマゴ科ルイラソウ属の宿根草です。6月になると、名前のとおり紫色の花が咲き始めます。一斉に花が咲くということはありませんが、少しずつ長い間咲きます。 同属には、よく似た花が咲くヤナギバルイラソウのほか、マクランタ(Ruellia macrantha)やエレガンス(R. eegans)などがあります。 【栽培メモ】 香南市野市町周辺では、冬は地上部が枯れこんでしまいますが、寒さで枯れることはなく、翌春になると芽を出してきます。 大変丈夫ですが、ヤナギバルイラソウほどには繁殖力が強くないので、持て余すほどにはなりません。 |
|||||||||||||||||||
【ムラサキルエリアの概要】 |
|||||||||||||||||||
草丈 草丈は50pほどです。 花 ナス科の花のような青紫の花が咲きます。一輪の花の寿命は一日ですが次々と開花します。 耐寒性・耐暑性
ルイラソウ属は一般的に耐寒性がありませんが、ヤナギバルイラソウと同様、比較的耐寒性があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Ruellia tuberosa 学名の説明 Ruellia・・・・・フランスの植物学者リュエレ(Jean de la Ruelle) への献名 tuberosa・・・・・「塊根を有する」 |
|||||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
|||||||||||||||||||
ルイラソウ属の中では、ヤナギバルイラソウを見かけることがあります。花がよく似ていますので、私も混同していましたが、葉は本種が楕円形であるのに対し、ヤナギバルイラソウは細長いので見分けが付きます。 |
|||||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
|||||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 夏に花が咲きますので、鉢植えは水切れさせないように注意します。 植え付け 園芸店やホームセンターなどでは、ほとんど見かけません。通常は、株分けしたものを植えつけますが、時期としては春が適当です。 庭に植えるときは、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使いますが、用土はそれほど選びません。 植え替え 鉢植えは、毎年植え替えます。庭植えは、株が混みあってきたら株分けを兼ねて植え替えます。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 夏に花が咲きますので、鉢植えは水切れさせないように注意します。 冬の管理 冬は地上部がなくなりますので、寒くなってきたら地際から切り取っておきます。 耐寒性が比較的強く、関東以西の温暖地では戸外で冬を越します。 ふやし方 株分けで増やすのが簡単です。 肥料 丈夫ですので、庭植えの場合はほとんど必要ありません。鉢植えの場合は、生育期間中に2か月に1回程度、緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 特にありません。 |
|||||||||||||||||||
このページのトップに戻ります。一覧に戻ります。 |